あづまぢキッズとは?


「東」という言葉はどのような言葉でしょう?
 古い書物には「私の奥さん」の意味だと説明されているものもあります。
 東海や関東では「吾妻」という地名がみうけられます。
「あづま」は東の古い読み方でもあります。
 また、「東海」という言葉もあります。
 韓国では日本海の事を東海と呼びます。
 東海には東の守り神である青龍が住んでいると信じられています。
 日本の各地には龍にまつわる伝説が多く伝えられています。
(しかし、太平洋側にも龍にまつわる伝説があるので、「東海」というと日本海よりも少し広いところを指すように感じます)
 さらに、「極東」という言葉もあります。
 世界地図を見てください。日本は東の端に描かれています。
「何を言っているんだ? 日本は地図の真ん中に描かれているではないか!」
 とお思いになった人が多いでしょう。
 しかし、その地図は中華思想という考えかたにもとずいて日本や中国が中心になるように描き改められたものです。
 まぁ、地球は球ですから平らな紙にそのまま表現することは出来ませんから、東になるのか中央になるのかは表現の上での問題なのですが…
 ヨーロッパやアメリカでは東のはて(極み)に日本はあると考えられていました。
 日本という言葉も日の出の方向(東)の根っこ(本)というような意味なのでしょう。
 後には大日本国(日本)は大日如来という仏様がしるしをつけられた国、つまり大日の本国であると説明されます。
 このように日本やその周辺には「東」をイメーヂさせる物事が多くあります。
 それらのことに思いをめぐらし大切にし護っていこうとうのが極東童子(あづまぢキッズ)の大まかな考えかたです。




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