リボン
よく見たら、そこ、結構、高いね。怖くね?
なんか、想像しただけで手汗出てきた。せめて、その下、30cmだけでも壁にしてくれ。できれば、カーテンをしいてほしい。(別に、そこにいないんだから関係ないか)
大阪歴史博物館でも、大阪城が見下ろせるようになってて、足ガタガタ。よくあんな柱2つで建ってるよな。難波宮、行くときに外から見たらガラスが張ってあるだけなんだよ。
歩道橋でも怖いのによく10階にいたな、と思った。
恐かったから、こんなに遠くから撮影。へたれ写真。
くまちゃん、リボン似合ってるね。って、言おうと思ったら、
「それって、ただのプレゼントぢゃん」
と、思って、
くまちゃんにはリボンなんか似合わないと、言おうと思って、
「でも、それって「アトムの哀しみ」的な悲しみを教えちゃうんだな」
だから、くまちゃん、そのリボン似合ってるよ。
ヒカル、お疲れさまでした。
えっ!? くまちゃんって最初からネクタイしてたの? しらなんだ、、、
ただ、好きなだけで観察眼がないのはダメだよね。
う~~ん、くまちゃん、嫌いにならないで!
2010年01月30日
ああ、くまちゃん
んっぐ、んっぐ、んっぐ。ぷっっは。
ごっ、ごめんね、くまちゃん。
たくましくて、ここまでしか、くわえられないよ。
でも、くまちゃんに気持ちよくなって、もらいたいから、ガンバるね。
いっ、いくよ。
んっぐ、んっぐ、んっぐ、、、
「・」にまつわる、おもしろ話
一色青海遺跡からは溝は出ないはずだったのに出ちゃったね。でも、環濠とは言えないのか? いかん! 調査担当者の権限の領域に入ってしまう。オフレコ、オフレコ。
一色青海遺跡のとなりに、「野口・北出遺跡」があるんだけど、その野口と北出の間にある「・」について、柳原可奈子ちゃん的に学術的に興味深い話を1つ。
ふと見た感じ「一色青海」には「・」がなくて、「野口・北出」には「・」があるのに気づくだろう。一色青海の言葉の意味は「一色という比較的、広い地域の中の青海という場所」という意味になる。「野口・北出」の場合は「井堀にある野口という場所と北出という場所」という意味で「一色」と「青海」の関係性と「野口」と「北出」の関係性では微妙に違うことが判るだろう。かくして野口と北出の間には「・」がつくのである。
また、別の場合を考えよう。学術論文というのは提出する雑誌によって字数が厳格に決められているのはご存じだろうか? そういう学術論文を書く場合、複数の遺跡をできるだけ少しの文字数で表現したくなるのは必定。人によっては「○○遺跡と××遺跡では」のような表現を「○○・××遺跡では」のようにつづめて書くことがある。では「一色青海遺跡」と「野口・北出遺跡」では、どのようにつづめるのか? 「一色青海・野口・北出遺跡」では、「一色青海遺跡」と「野口・北出遺跡」なのか「一色青海遺跡」と「野口遺跡」と「北出遺跡」なのかが曖昧になる。このことを嫌って「野口・北出遺跡」の「・」をとって「野口北出遺跡」とする場合がある。手元に考古学や稲沢の歴史に関する資料をお持ちの方はご確認ください。「野口・北出遺跡」は、どのように表現されていますか? もし混在するような資料があれば、上のような経緯を知らずにつくられた資料かもしれません。そんなのバッタモンだ!
僕なんか、こういう所に研究者の人間味みたいのを感じます。なんか1つのバロメーターみたいに思うんだよね。遺跡を命名した研究者側につくのか? 学術論文に合理性を求める研究者側につくのか? みたいな。
野口・北出、須ヶ谷、一色青海、跡ノ口などの遺跡を含めて「井長谷・一色遺跡群」といいます。この「井長谷」と「一色」の間の「・」は、上のような経緯を踏まえて、おもしろいからつけてあるんですよ。命名者が言うんだから間違いない?
フローチャートII式
もっと簡単に再結晶を行う方法はある。
(1)須恵甕に過剰量(飽和する以上の)塩を入れ、水を張る。
(2)水面に稲ワラなどの結晶の核となるものをつける。
(3)数日間放置。
(4)稲ワラについた、結晶を水で洗い乾燥させる。
(5)乾燥した稲ワラを木槌のようなものでたたき、結晶を単離する。
2010年01月29日
幻惑されて
資本主義は地球の資源を切り売りする事を想定して成り立つ…地球の資産価値より流通する通貨が上回れば崩壊だ…人はそれを知りながらも目先の利益をつかまなければいけないのか…もう止められるものじゃないんだな…人は作り続けなくては生きていけない…難しいなぁ(@^ω^@)
あっくんの「なう」なんだけど、あっくんって時々、的を射たようなこと言うんだよね。普段がキャラつくってるのか?
たとえば、JASRACがYouTubeを訴えたら資本主義も多少はマシになるわな。なんか、人の権利を踏みにじって、利益が上がってるとしたら、考えモンだよね。
何題だか判らん
大阪歴史博物館
常設展
なんか、とんでもないことを知らなくて、難波宮が大坂城の南にあるの知らなかった。まあ、地理感がなければ、どこに何があるって知ってても、それは頭だけの知識だからといい訳にならないいい訳をしておこう。
そうか法円坂遺跡。継体以前になるのか? 興味深い遺跡だよね。大阪のもう少し北になるのか? 彼の人の名前を冠した港がある。あっ、案外、大草香って案外その人のことかもしれない。なんか『記紀』のなかで代を間違えて記してあるような記事があるでしょなんか、そんな感じ。いやいや、遺跡は総柱建物群。港に付随する倉庫なのだろうか? 卑弥呼から倭の五王までって、どっちかって言ったら対外的に日本を位置づけようとしていて、継体位になって、やっと中央集権とか、ダイナミックな広域流通のようなライフラインを整えていないか? そう見たときに、継体一行が難波の港に降り立ったときに受けたであろう衝撃? そのインパクトを1番、意識的に認識していたのが彼の人なんだよね。たぶん。うわっ地下だけでこんなに書いちまったよ。
ようは、近つ飛鳥や狹山池のアンチテーゼと考えると判りやすいでしょ。そうか、そう考えると、あの2人の対決は根が深い。
大坂城からか? 備前の万富東大寺瓦窯の瓦が見つかっている。やっぱ、大阪から入ってくるんだね。いや、対岸に讃岐院がいるなと思ったら、なかなか、あそこを通しにくいなと考えてしまって、、、まだ、東大寺再建の頃って、そこまで怨霊として認知されてなかったのかな?
あと、秀吉像でも豊国明神ではない、人間の秀吉像もあるんだね。しらなんだ。徳川側があえてつくらせたのか?
大阪歴史博物館
聖地チベット
ポタラ宮と天空の至宝
もう、常設展だけでおなかいっぱい感があるが、本題はこっちである。
そうそう、双身の尊像の名前が出てこなくて「チャクラー」だ。10年以上前になるか? 岡崎の美博にチベット展が来て、あまりの尊像の多さ、「ターラ」や「マハーカーラ」のような、独特の尊名に圧倒されたのからすると、セカンドインプレッションだからか、期待しすぎたか、小さくまとまってる感がいなめない。
ああ『悪党的思考』に出てくる「ダーキニー」にあえた。大日を転法輪印で示すのなんか、やっぱ智拳印は説法印系なのか? と思わせるよね。
橿原考古学研究所附属博物館
速報展
『再発掘 桜井茶臼山古墳の成果』
破片だとは聞いてたけど、本当に破片だよね。でも、その破片がレーザーの実測図の上にピタッと乗るところを見ると、それはそれで、壮観。
やっぱ、鏡の名前は『辞典』が欲しくなるよね。大阪の常設展に『図解』がおいてあって、手にとってパラパラめくると、やっぱ欲しくなる。千円しないで買えるのもあるらしいし、たぶん時期が来れば再版もあるんだろうな。
大阪歴史博物館
聖地チベット
ポタラ宮と天空の至宝
100123〜0331
橿原考古学研究所附属博物館
速報展
『再発掘 桜井茶臼山古墳の成果』
100113~0131
重箱のスミ
『聖地チベット』 アートアンドパート ガイドプログラム附
*どうも、ここ何回か、音声ガイドを頼みそこねそうになる。
*カンギュルの説明だけでテンギュルの説明がない。2種類あって、、、って片方、分かんないのはつらい。ってキャプション読めばいいのか。
*展示内容の説明もイコノグラフィーにまで言及していて細やか。補足説明も、あまり余分な感じがしない。
2010年01月28日
再結晶のフローチャート
少し実験考古学的に塩の再結晶の行程を考えてみたい。
(1)土師甕に湯を沸かす。
(2)(1)に塩を溶かし込んでゆく。
(3)飽和状態になると塩が溶けなくなるので塩を加えるのを止める。
(4)水を少しづつ加えていって、完全に溶解させる。
*(3)(4)は経験的に湯の量と塩の量の比率は判るのかもしれない。
(5)土師甕を火から下ろす。
(6)あら熱が取れたところで、種結晶(固形の塩)を加える。
(7)常温にもどり、結晶が析出したら、土師甕から結晶を取り出す。
(8)結晶を水で洗う。
(9)結晶化した塩を乾燥させる。
(10)土師甕内に残った水は須恵甕のような容器に移し(1)の湯として再利用する。
(11)(1)~(10)を何度か繰り返すと、水の中に苦汁(にがり)成分が多くなるので、その液体は苦汁として活用できる。
ざっと、頭で考えるとこんな所か? これで遺跡の遺物と照合して、プラス製塩土器が見つかれば、再結晶の可能性のある遺跡となるか? 普通の集落跡か?
くまちゃ〜〜〜ん
「くまちゃん、口元にチョコレートついてるよ。とってあげるね」
チュッ。チュッ。チュッ。
「くまちゃんの唇、フワフワで柔らかいね。あれ? くまちゃん、もうカタくなってるよ。ふふふ、どうして欲しいの? くまちゃんの口で言って」
うお〜〜っ!!! くまちゃん大好きだ♡ なんで今までこの気持ちに気付かなかったんだ?
そうだよな、くまちゃんと秘密の渓谷に蜂蜜を探しに行く妄想はしてたな。
ところで、くまちゃんって人間の男も好きなのかな? ひょっとして、クマ限定?
2010年01月27日
性的倒錯
「倒錯」なんて、ありえないんだよ。
性は、もっと多様なんだよ。
異性だから好き。同性だから好き。なんて、ステレオタイプ!
たまたま、これまでが、そうだっただけぢゃん。
もっと、人間としてみた時に「好き」とか「嫌い」、、、その中で性的対象かどうか?
異性or同性で、決まるものではない。
2010年『手帳』
(すべてを入手している訳ではない(部分否定)ので、ご購入の場合は、各自ご確認してください)
歴史系『手帳』
http://www.amazon.co.jp/dp/4642098364/
http://www.amazon.co.jp/dp/4634640449/
http://www.amazon.co.jp/dp/B002OXQFN2/
歴史系『便覧』
http://www.amazon.co.jp/dp/4634601605/
http://www.amazon.co.jp/dp/4634605805/
http://www.amazon.co.jp/dp/4931208134/
http://www.amazon.co.jp/dp/4424224023/
茶道系『手帳』
http://www.amazon.co.jp/dp/4863660626/
http://www.tankosha.co.jp/cgi-bin/bookdetail.cgi?pc=0000003601-000000
茶道系『便覧』
http://www.amazon.co.jp/dp/4863660588/
京都系『手帳』
http://www.amazon.co.jp/dp/4473035298/
http://www.amazon.co.jp/dp/4863660669/
http://www.amazon.co.jp/dp/4838104189/
京都系『便覧』というか「らくたび文庫」
http://www.amazon.co.jp/s/ref=nb_sb_ss_i_0_4?__mk_ja_JP=%83J%83%5E%83J%83i&url=search-alias%3Dstripbooks&field-keywords=%82%E7%82%AD%82%BD%82%D1%95%B6%8C%C9&sprefix=%82%E7%82%AD%82%BD%82%D1
(つづめ方が分からん)
『奈良旅手帖』
http://www.amazon.co.jp/dp/4878067012/
http://naratabi.main.jp/
『刀剣甲冑手帳』
http://www.miyaobi.com/
『着物手帳』
http://www.amazon.co.jp/dp/4863660642/
『天文手帳』
http://www.amazon.co.jp/dp/4805208155/
『便覧』はハンディなもの、有用と思われるものにとどめた。
増補や、どんなシチュエーションで有用かの報告もお願いします。
博物館7つ道具も考えないとな、、、半券と目録をしまうと両手使えるんだよね。。。
ついでに辞書類もやっておくか!
『日本考古学用語辞典』
http://www.amazon.co.jp/dp/4311750250/
http://www.amazon.co.jp/dp/4311750331/
http://www.amazon.co.jp/dp/4311750323/
『文化財用語辞典』
http://www.amazon.co.jp/dp/447301066X/
『図解考古学辞典』
http://www.amazon.co.jp/dp/448800315X/
『日本考古学事典』
http://www.amazon.co.jp/dp/4385158355/
最近は、なんか、用語では困らないよね。「螺鈿(らでん)」を使わずに「漆の中に貝殻がはめ込まれ」みたいな専門用語を使わないのが主流? 的な感じ。
音声ガイドなんかでも漢字語は耳につく、というか意味がとれない場合がある。口頭説明が多くなれば、専門用語はキーワード的に使われるようになって、その都度、説明されるようになる。
辞書なんか使わなきゃ意味ないし、最初から1万円もする事典をすすめない。小辞典か千円以下の古書なら試しに買って使うかどうか?
辞書なんだから古書は古書だし上にあげたのなら3~4千円くらいか? 目安は。(って、京都文化博物館にまだおいてないかな?)
2010年01月26日
表現と身体
別に「克服した」って言ってるんだから、こんなこと考えなくてもいいんだよね。
『pen』見てて、ハプニング? 身体をフル活用する表現というのか? あれはあれで、表現という作業なんだよね。
あの'60~'70年代の「カンバスと筆からは飛び出さなければならない」とか、映像技術の進歩---動画が保存可能になるとか、逆に、芸術表現の一回性(同じ作業・行程で行ったとしても再現不可能と考えるような思想的背景)のような、そんな空気感の中で、「アイツがこんなことやった」「今度はコイツが、、、」みたいな中で、確立されていく表現だよね。
つまり、何かを考えつくというのは、全く頭の中の作業であって、考えつくだけでよければ、物理的に記号化する必要はない。しかし、表現というのは、誰かに認知されて、はじめて、自分の表現なんだと思う。まあ、IT社会だから、その考えるという行為から表現までの道のりは、しだいに短くなっていくんだわな。
逆に考えればITというか、記録技術(エンピツであり、本、音声、映像、、、)がなければ、表現は自分の身体を使って再現するしかない。ようは、自分の考えをプレゼンしなきゃならないって訳だわな。
やっぱ、自分にとって、身体がポジティブなのか? ネガティブなのか? が大きいのかもしれない。例えば、子供の頃、逆上がりができなかったりすると、なんか、自分の思ったとおりに身体が動くのかスゴク不安だったりする。
でも、結局、身体を使ったプレゼンも表現だからな。。。。
2010年01月25日
governmentとpolitics
交易における秩序という意味の政治はgovernmentなんだろう。しかし、たとえば縄紋時代にある黒曜石の交易に秩序があればやはりそこにも政治の力が働いていたと言えるのだろうか?
江戸時代には「公儀、多忙につき相対(あいたい)済まし」のような、交易のような民事上のトラブルについては当事者同士でことを行うのが慣例とされていた。ここにgovernmentは存在するのだろうか?
やっぱ古墳時代後期から現代までの政治といえば「利益誘導」なのではないだろうか? politicsという言葉に置き換えられるのかもしれない。
「国民1人に1万円づつ配れば票は固いな」とか「土建業とのゆ着」とか「社会構造の不備からニートが生まれているからニートにも生活の安定を」それぞれ、内容は大きく異なるが、それは誰かを富ませるために動いているのであって、「秩序の安定」という立場からすれば、真逆のスタンスなのかもしれない。
「利益誘導」とみかえりとしての政治家の「搾取」は文明の上下に関係なく案外普遍的に存在するのではないだろうか?(こういうスキームは政治的に発達した社会しか持ち得ないのだろうか? 言い換えれば、古墳時代後期~8世紀くらいの日本において成り立たないのだろうか?)
結局、こういう話は、自分の政治信条であるとか、社会に対する認知によって大きく変化することなのだろう。
まあ、僕はpolitics史の立場から尾張の窯業であるとか、製塩業なんかが、どのように殖産されて、その富の搾取は、つぎなるどのような「利益誘導」の原資となっていったのか?(ああ、これを考古学でやろうとするとA氏とモロかぶりなのか、、、)ということを調べてゆけたらな、、、という『白瑠璃の碗』の糸口の話。
2010年01月24日
2題+α
徳川美術館
蓬莱-延命長寿の願いをこめて-
江戸時代の認識であの図像を「厩戸皇子像」とするとすれば相当開明的と言わざるをえない。しかし、あの図像を何をもって「厩戸皇子像」としたかについて明確な説明がない。秦川勝像も併せてあることから、「〈聖徳太子〉像」とすべきではないだろうか? 江戸時代に〈聖徳太子〉以外の「厩戸皇子」がいたとは考えられない。やっぱ、どっかに「厩戸皇子像」と書いてあったのかな?
いかん! 蓬左文庫で手間取ってしまった。
蓬莱は、神仙思想にまつわる文学・芸術の展示。「和鏡の魅惑」をみたら、こっちも見たくなった。浦島太郎、『竹取物語』、熱田神宮、三番叟、神仙由来のモチーフ、、、とつづく。「熱田社参詣曼荼羅図」「熱田宮惣絵図」をみたら、熱田神宮に初詣に行きたくなった。
ミュージアムショップで『茶湯手帳』なるものをみつける。
http://www.amazon.co.jp/dp/4863660626/
手帳マニアには垂涎の手帳。『歴史手帳』でも山川と吉川弘文館をそろえ、なんか『天文手帳』というのも買った。(毎年買っている訳ではないが)まあ、月の満ち欠けや日にちの干支・二十四節気、年中行事のような日にちにまつわる情報も楽しいが、子供の頃から便覧的なモノに異常にこだわってしまう。
でも、便覧なら『必携茶湯便利帳』(未購入)の方が充実してそう。
http://www.amazon.co.jp/dp/4863660588/
淡交社からも『茶道手帳』が出てるな。
http://www.tankosha.co.jp/cgi-bin/bookdetail.cgi?pc=0000003601-000000
まあ、茶道やるか、茶道関係の美術に興味のある人にしか必要のない本だよ。当たり前だが、、、
名古屋ボストン美術館
永遠(とわ)に花咲く庭
17-19世紀の西洋植物画
音声ガイド、iPodtouchキター! いかん、どうしても実際の絵よりiPodの画面に目がいく。カバーフローにして順繰りにして絵を探せば、逆に番号が順番になってなくてもいい訳か、、、
で、本題の展示はシーボルトが日本の植物にも興味を持っていたって話があるじゃん。あの辺から始まる。(日本にまつわるものがあるわけではない)本草学的に植物を描くのか、もっと装飾性の高い絵画にするのかという所からはじまって、装飾的な方は今度は陶器のデザインととしての需要もあったり、写真が、まだ白黒なのか? すると刷り物に色をつけた方がいいと言うことになって、実用的な植物の絵画として、園芸家に対するカタログの意味合いが付加される。園芸家も、玄人から、次第に素人に普及していくような。最後の1章がボストンの話で、あとはヨーロッパじゃなかったかな?
つらつらと書いてしまったが、もっと単純に「永遠(とわ)に花咲く庭」というか、植物(花)の絵画の展示として理屈抜きに「わー綺麗!」と楽しめる展示。
図録が英語版に日本語のサブテキストが付くカタチ。なんか試されてるな。こんな感じて大丈夫でしょうか?
このあと、尾張のど真ん中に伊勢様式をお参りに行く。ある人に「あれは尾張様式ではなく伊勢様式なんだよ」と言う話をしたら「もっと不文律的に僕の中では尊崇があるのだから、君は僕の信仰心を踏みにじった!」と怒られてしまった。本当に純粋にさまざまな思いを集めているので軽はずみな行動は慎んでもらいたい。
ちゃんと、造営図があるわけだし、津島や国府宮も参考になるだろう。「尾張の3番目ではなく天下の3番目」と言いたいのかもしれないが、尾張のすべてを敵に回して天下もなにもあったものではないと思う。
先の大戦で、惜しくも消失してしまうのだが、それは武の神、美盾の神であるからで、そこが焼けてなかったら伊勢が焼けていたのだろう。そのことに、もっと重きを置くべきだ。きちんと尾張の古式にのっとることによって、ちゃんと鎮まるということになるのだろう。
まあ、去年やっちゃったから未来永続ではなく、何年かおきに改変されるべきモノだから、あくまで今後の課題として、書いておく。
徳川美術館
企画展示
蓬莱-延命長寿の願いをこめて-
091121~100131
名古屋ボストン美術館
永遠(とわ)に花咲く庭(4F・5F)
17-19世紀の西洋植物画
091212~100404
重箱のスミ
『永遠(とわ)に花咲く庭』 自社製? 展示目録がガイドリスト
*iPodtouchとオーソドックスな端末の2種類ある。(iPodtouchを使用)
*展示順とガイド番号にずれが多少ある。
*iPodtouchは逆にカバーフローを使った使い方を押した方がいいのでは?
2010年01月23日
古代の塩づくりと松崎遺跡
東海市立文化センター ホール
古代の塩づくりと松崎遺跡
松崎(まつさき)遺跡は、いわゆる「日下(ひのもと)のクサカ」の発祥の地で、あの時はなに考えてたかって言うと、相反なものを、とんでもない方法を使って相似なものにしてしまおう! という、ちょっとお茶目な企画であった。(どの位の知名度があるんだろ?)
それが『白瑠璃の碗』の出だしのキーポイントになるんだから、無意味? なこともしてみるもんだ。
結局、消費遺跡とされる梅坪や伊場で流通は終わりではなくて、美濃みたいに、そこで何らかの形で再精製されて、信濃や東海道の国々や、奥美濃、飛騨?(ぶり塩って塩も富山だっけ?)へ、流通されてく中継地とみないと、なんか見誤る気がする。逆に、なぜ中継地で再精製が必要なのかは疑問だ。湿気るのか?
そういう、広域流通考えたら下津高戸は意味合いが少し違うが、やはり国衙近辺(大国府)まで運ばれている事を考えれば、国衙の掌握する中で塩が管理されたのだろう。
逆に下津高戸に限定して言えば、「再結晶」のような精製方法も考えていいのかもしれない。(証明はお任せだから、言いたい放題だな)
結局、『白瑠璃の碗』の収穫よりも、国衙論の収穫が大きかった。
いいんだ。それはそれで優越感だし、自分の中でも「日下のクサカ」が「トンデモではない」って言い切れないし。。。
2010年01月22日
優等生???
あっ、そうだ、先に言っとくね。
産まれて来てくれて、ありがと。
そうか、誰にでもは使えないけどいい言葉を見つけた。
これなら、なんか自分勝手に祝福できる。
でも「彼氏ができた!」とかより、やっぱ「大変だけどガンバってるんだよ」の方がパンチがある情報だね。
無理するなと言っても無理なのかもしれないけど、ガンバってね♡
和鏡の魅惑
浜松市博物館
和鏡の魅惑
いいよね。正月に鑑賞しておきたい絵柄だよね。赤塚氏のいう「和鏡」は「「人方」製鏡」というタームに対して「倭人が選択した紋様」と言うような意味合いのある言葉なのだろう。(たぶん「邦製鏡」の方がいいというか、それぢゃ、ただのミスプリだな)あれとは時代が異なる「和鏡」の展示。
奈良時代のが1枚あって、平安時代から江戸時代までの鈕のある鏡。室町末からの柄鏡。遺跡からの出土品。方形の鏡。もう、そのラインナップだけでも「魅惑」されてしまう。と思いきや、なんか4~5人で来てた学生が「なにが「魅惑」なんだ?」そうか、そのものズバリ展示されててもダメか、、、と、なんか、その「魅惑」の本質をうまいこと説明できない自分に自己嫌悪。
シーモンスターをついでに見に行こうとしたら、機械整備のために上映中止だそうな。ああ、ホームページに出てるわ。ちゃんと確認していかないとね。
自然史博物館の所じゃなくて、入園の門の所にインフォメーションがあると入園料払わなくてもすんだのに、、、いや、お金が惜しいとかぢゃなくて、シーモンスター目当てで、のんほいパークに行く人だって、いたっていいぢゃん! どーせ、オレは変わりモンだよ。シロクマやラッコ見ずに帰って来ちゃうんだから。
浜松市博物館(蜆塚公園内)
テーマ展「和鏡の魅惑」
091205~100124
2010年01月21日
『疼(うづ)き』
しまった! 先をこされたのではないか?
画像は、博物館のエントランスに飾る壁画。
タイトルは『疼(うづ)き』。ところで、デジタルミュージアムのエントランスってどこ? バナーにもできないし、タイトル画像なのかな?
開館記念特別展も、いろいろ考えたあげく「平板なpopアート」になる予定。副題は現在検討中。『白瑠璃の碗』はどうなるんだ???
2010年01月20日
このサイトの年中行事
だんだんカテゴリーが何が何だか、分かんなくなってきた! まあ、いいや、続けてりゃ何となくカテゴライズされてくだろう。
まあ、このサイトの年中行事というか、博物館の公式サイトで特別展・企画展のインフォメーションをどうしたら、1番効率がいいのか? みたいな話。
4月から1年を見てゆこう。「新年度のことは4月にならないと分からない」というのが博物館の常識、4月に始まってネットに公表されるまでに半月とか、ともすれば1月。1月たったらゴールデンウイーク始まってるっていうの。この4月からゴールデンウイークまでに年間行事をアップするのがウチの1番の労力だわな。
ゴールデンウイークはひたすら博物館巡り。ピックアップしておいた展覧会を開始時期、終了時期にあわせて並べてゆく。講演会はその日決まりだから、その日は埋まりとか、、、
ゴールデンウイークから夏休みの前(7月中頃)までに終了した展覧会を削除していく。
9月。年度の後半スタート。9月にならないと年度後半の予定が手に入らない博物館もある。そのような情報を追加して、夏休み関連の終了展示を削除して、9月は始まる。そして、注目しなければならないのが文化の日関連の展示。ゴールデンウイーク(春)と文化の日関連(秋)の展示は、見応えのあるモノが多い。逆に夏や冬の展示は入門編であったり、館蔵の優品の展示など渋めのうならせる展示が多い。まあ、社寺関連の博物館では新春に特別展を置くことも少なくない。余談だか。。。
文化の日から立冬すぎることくらいまでか? 秋の特別展がつづいて、野外展示の博物館・動物園の冬期営業が始まる。雪の多い地域では冬期休館もある。
12月~1月の間に終了した展示の削除を行えば、年度末まで、安泰かな?
逆に言ってしまえば、4月~ゴールデンウイークくらいまでの展覧会でいいから、1月くらいに発表されると都合がいい。やっぱ、あのスタートダッシュはきついんだよね。
2010年01月19日
病理のご都合主義
なんで「病理」って言葉が好きになったかって言うと、「忘却は病理」というような発言(うろ覚え)を聴いたからだ。いや、聴いてない。読んだんだ。
やっぱ、「忘却は非常に優れたシステム」なんだよね、いい思い出も薄れちゃうのかもしれないけど、悪い思い出は消える。これは非常に助かる。
いや、、、何かって言うと、『pen』の表紙を見てさ、ほほえましく思っちゃってさ。
でも、これって病理とからめて考えると、学術的に興味深い!(『ガリレオ』風)嫌いな相手から「好き」と言われる病理は存在するのだろうか? いや、一般的な話ぢゃないよ、病理の話。やっぱ、好きって言われても「それはないだろう」って思っちゃうのかな? それって、その病理の定義と相反しない?
あれも不思議な現象だよね。「条件つきで好き」という病理。いや、リアルタイムで知らないからうかつなことは言えないが、「愛する事」の方に病理がひそんでいるのか?
ある仮説として、前提として「相手を好き」ぢゃないと、病理にならないのではないか? でも、その「好き」の相反として、というか相似の所に「憎悪」がある。「愛」は何かの拍子で「憎悪」に変わる。
ひょっとして、お前のこと「嫌い」になっちゃっうの、かな? そんな類例を、1例、知ってるぞ。
恐いよ。すごく。
でも嫌いになったら「嫌い」という気持ちも自分のものだから、それはそれで自分だもんな、、、自分に嘘はつけない。
まあ、都合の悪いところを、「病理」って弁別して悪者に仕立て上げること自体、なんかゆがんでるよね。
「特別な人がいるって良いことだと思う。がんばって働いたあとで誰かと一緒に過ごせるのは心地良いものだから」
「他人」と時空をシェアして、「心地良い」って、自分の努力もあるだろうけど、相手の努力をおもんばからないとね。彼のこと感謝して、大切にしろよ。
(精子君の教訓が生かされてないな、、、)
2010年01月18日
誕生日
なんか誕生日って、順接的に肯定される行事ではないんだよね、僕の中では。
「おめでとう」って、言われてもなんか意味不明。「親に感謝する日」って言われれば、まあ、字面的に納得というか、まあ、自分が祝われる日ではないわな、という納得。
だから、「おめでとう」と言わないし、「親に感謝しろ」とも言わない。
粛々と1日が過ぎてゆけばいい。
まあ、ガンバレよ。
2010年01月17日
botって何?
http://twitter.com/Fukuiraptor
福井県立恐竜博物館の「フクイラプトルくん」のツイッター。
ところで「bot」って何? なんかプログラムで時間毎にしゃべらせる装置らしい。
『岐阜新聞』の記事もリンクしていて、可児の木曽川に木の化石があるんだって。
2010年01月16日
地図サイトの「美」
ALPSLAB、2010年3月で、サービス終了だって! もっと早く言ってよ、、、 げ! サイト、再構築しないといけない。ケイタイで見える地図サイトで長く続きそうな所って、どこだ?
地図サイトの美って、やっぱ、URLの短さ、なのかな?
結局うちのサイトだと、公共交通機関から目的地までの道筋の補助的なものだから、、、でも、それには2種類の意味があって、1つは最寄り駅からの徒歩のルート、もう1つは路線バスに何駅から乗ればいいのか? と、いいつつ、それには例外もあって、例えば、岐阜県博みたいに、名鉄岐阜からルートを示すのは向かない場合もある。そういうときは、小屋名バス停からのルートという具合になる。(まあ、美濃町線のイメーヂが強いのか?)
だから、縮尺というのはマルチプラットホーム(端末の種類に依存しない表示)より重要な意味がある。
結局、地図は座標と縮尺で表現できて、それがALPSLABは、キレイに感じた。
Yahoo! の場合、2つの座標による範囲の指定で、座標が2つというのは、必ずしもスマートではない。まあ、10進法の座標表示はなじみやすいけど重い。16進法や24進法では何が書いてあるのか分からない反面、軽く表記できる。
まあ、下書きというか、書きかけ。すこし、まとめてみたい。
2010年01月15日
ロゴ
『稲澤文化博物館(仮称)』のロゴマーク案1。
英語表記は長い(「The museum of INAZAWA or INAZAWA city museum」は決まりらしい)ので略称はかぶらない「ECM」であるので、上が「へいワン」に見えないところが、いい。
イラレに取り込んで、線にしてクチャクチャするともっときれいになりそうだけど、今、イラレが使えないので、こんな感じ。
2010年01月13日
終焉のキザシ
おっ! キタ。生史君。
ぐふふ。女が2人で男は何人だ? いい感じになってきたぞ。
生史っていうより、ザ男(メン)の方がカッコイいと思う、俺の感性って一体?(案外、ザ男から生史に改名してるのかもしれない)
そうか、俺も他人から見たら、あんなにキモイのか(キモイとか言うのは差別かな? いや、ただ生理的嫌悪感があっただけだから、あくまで、個人の主観的な判断で、客観的にどうとか言う話ではない)自己嫌悪。。。
でも、僕の中に「あっくん」的な部分と「生史」君的な部分が、芽生えれば、理屈的に僕の存在理由は消えるから、それは、ある意味、トラウマからの解脱に一歩近づけるんだろう。
器種の用途の推定
根津美術館で「あなたが考える おもてなしの献立」という企画があるそうな。
http://bluediary2.jugem.jp/?eid=2003
汁(しる)・向付(むこうづけ)・焼物(やきもの)・八寸(はっすん)・強肴(しいさかな)
懐石というか、茶道の作法の中に入るのか? あれと、これと、それが必要で、、、という、決まりモノがあるわけで、その決まりモノが何であるのかは、厳密に想像の領域だけのことだろうか? まあ、時代によって決まりモノは変化していくのだろうけど、、、
『萬葉集』の中にも、食物を読み込んだ歌がある(巻十六・三八二九 100113放送)そんなモノから、復元できないだろうか? って、もうされてるよね。てか、自分でやる気ないのに、こういうの書くのも、なんだかな~~
2010年01月11日
ここにいるよ
ちゃんとメシ食ってるか?
ああ、なんか、うまいこと言えないけど、
また、今度、ゆっくり話すから、、、
重箱のスミ
重箱のスミ。備忘録で批判ではない。
100111
『大ローマ展』 能登印刷 ガイドリスト附
*ガイドプレートが人波で見にくい。頭の位置より上にあるとよい。
*音声ガイド終了の前後で画面が明るくなるとよい。
*端末がカラー液晶、Windows系なので、コピペなど有機的な活用の可能性がある。
『名古屋400年のあゆみ』 カセットミュージアム
*11のガイドプレートが見つからなかった。
2010年01月10日
3題
高浜市やきものの里 かわら美術館
魯山人の宇宙展
巡回展。岐阜市歴博の再来。展示内容が岐阜の時とまるきり順路が反対。(ネタバレかな?)いきなり入って、おお! これはコンテンツ賞か? 的な衝撃。魯山人は『美の巨人たち』でも特集されてて、またイメーヂがふくらむな。ピカソに対する言及は秀逸。やっぱ、辛口だけど、作風はそういうことなんだよね。
愛知県美術館(名古屋栄)
古代ローマ帝国の遺産
栄光の都ローマと悲劇の街ポンペイ
「大ローマ展」をメインタイトルにするのは正しいのか? もっと「悲劇の街ポンペイ」を前面に持っていった方がイメーヂがわきやすいと思うが、、、見る人によれば「大ローマ展」と言えば、そのものズバリ、あの展示内容になるのだろうか? せっかく莫大な移動費がかかっているのだから、見世物的な矮小な客寄せは止めて欲しい。(と言っても、そうしないと客が入らないんだから仕方ないのか)もっと、10年くらい前に、たけしの番組で噴火するって言ってた火山が過去に噴火してて、、、みたいな切り口。これも見世物か、、、そうそう、アウグストゥス! なんか横文字の名前は覚えられん。
名古屋市博物館
開府400年記念特別展
名古屋400年のあゆみ
ぐふふふふ。って、変なこと書くと、次から貸してもらえないと困るな。
清洲越しから現在までの通史。40項目のトピックスを立ててて、20が長州征討だから、近現代史も充実している。堀川、七里の渡し、宗春、松坂屋、明倫堂、本草学の伊藤圭介、徳川慶勝、、、項目を拾ってるだけでもきりがないな。それぞれで、1回の企画展になるくらいの内容。
高浜市やきものの里 かわら美術館
特別展
「魯山人の宇宙展」
100102~0207
愛知県美術館(名古屋栄)
古代ローマ帝国の遺産
栄光の都ローマと悲劇の街ポンペイ
100106~0322
名古屋市博物館
開府400年記念特別展
名古屋400年のあゆみ
nagoya 1610-2010
100109~0307
2010年01月09日
2題
日本モンキーセンター
進化のおもちゃ箱 マダガスカル展
ビジターセンターって、あんなにちっちゃかったんだ。まあ、いろいろな所から資料を集めているし、自分の所の収蔵品の開陳など、気合いの入った展示なのだろう。シーラカンスの映像が見れなかったのが、ちょっと残念。(って、この前見たな、、、)
どうも、僕の中でマダガスカルのすごさというのがいまいち、ぴーんと来てなくて感動が薄い。クマノミが水槽の上で手をこすると、よってくるのが、かわいらしかった。白黒のヤツは、なんか逃げてたな。人見知りだな。
常設展の方も、かえって細かな種類は実物にゆずって、リスザルの類とニホンザルの類とチンパンジーの類ぐらいに大まかに分けて、動物行動学の知見なんかを実際に園内で観察できるようなトリビアにして発信できるといいような、、、って、何年前の展示なんだろ? 少年時代に見たのか? 記憶にない。
四日市市立博物館
古代朝明の風景 久留倍遺跡展
普通の図録があったら官衙基本文献になるのに、、、ああ、もったいない。まあ馬家の資料がないのは、次にもう一回企画してもらうとして、郡衙に比定されている遺跡のレビューは壮観。(大きいんだかちっさいんだか分かんないけど)
全然話変わるけど、B類って前期か? 土器も復習しておかないと駄目だな。児童・生徒向けに、ごまかしてるだけなのかな? 土師器だと前期で、須恵器だと後期って、ある意味分かりやすいけど、むちゃくちゃだよね。ある自然誌も併設した県博で、中期の土師器に前期ってしてあって、2期区分なのか? 展示の内容が古いのかよく分からない。まあ、そこまで分かって見れば「博物館も必ずしも正しいだけのモノではない」という見方で見れるから、それはそれで楽しいのか?
器種にしたって、そんなに厳密なモノなのか? もっと、食材や調理方法と器種は密接にリンクしていて、それは個人的なステレオタイプであることが多い。まあ、この時代の「個人的なステレオタイプ」は共同幻想の領域に昇華できるから、、、というのもないわけではないけど、もっと、すり下ろしたワサビは器台にもって、だし醤油のつけだれは坩(こつぼ)に入れて器台に乗せるみたいな、この時代、何を食べていて、土師器を使うのが、ケなのか? ハレなのか? いつでも使うのか? という、立体的な復元がないと、これは食べ物をもった器、これはツボを乗せた器と強要することの必然性に疑問を感じる。
ほんとに器種複合の事例について、なにも評価しないつもりなのだろうか?(吟味した上で、ああなっているのかな?)
日本モンキーセンター
特別展
進化のおもちゃ箱 マダガスカル展
090718~100111
四日市市立博物館
企画展I
古代朝明の風景 久留倍遺跡展
091205~100124
2010年01月07日
cityの語は爆弾?
表題のことを考えてて、ふと15年後~20年後のことを考えてたのさ。うわぁっ!「発掘はさせてあげることはできないけど「考古」の担当者はあなただから、、、」みたいなこと言われてないだろうな? そんなの「「考古」の担当者」ではないし、、、
ではここで、そのことを回避する策を授けよう! まず、今のうちに県埋文から専門職を1人出向させておく。5年では難しいが10年あれば、あらかた市域の考古のことは咀嚼できるだろう。まあ、立場はともかく、その状態をある程度、永続する。そのうちに次の人材も発掘できるのかもしれない。
最悪の事態を考えれば、県埋文の教師組が3~5年のスパンで市域を牛耳るのが、1番やっかいだ。さっき説明したように、市域を知るには5~10年のオーダーが必要だ! 僕がそうであったように。。。
2010年01月06日
『稲澤文化博物館(仮称)』準備室
『稲澤文化博物館(仮称)』準備室。
「造『稲澤文化博物館(仮称)』司」。
英訳は「The museum of INAZAWA or INAZAWA city museum」。
INAZAWA city museumの略語がICMで他所とかぶるから、それを解消するためにはECMとするのがお作法。(って、一般にみたらみっともないけど、僕には違和感がない)
画像はマスコットキャラクター「へいワン」。いわゆる「ゆるキャラ」戦国時代に生き残っていけるのか???
ところで、開館記念特別展、何するんだろう? 『白瑠璃の碗』の基本資料の陳列なのかな?
2010年01月01日
迎春
今年の年賀状のテーマは「1号の絵画」。
なんか、もう、新年の挨拶も必要なくて、自己表現として、1年間、カベにはっておいてもらえるようなものを、なんか、作ってゆきたい。
そうだよね、、、初めてあの人にあったのは、こんな地方の商店街だった。
あるCD屋(レコード屋の延長線にある)の前の自販機だった。
1999年の5月になるのかな?