現代語訳『熱田の深秘』
PDF・参考文献・図書案内・用語解説
現代語訳PDF
現代語訳
『
熱田の深秘
』(PDF)
参考文献
バタフライ・エフェクト
バタフライ・エフェクト
合原一幸氏×爆笑問題『
脳を創る男 カオス工学 爆笑問題のニッポンの教養
』講談社 二〇〇八年
〈中世日本紀〉や『熱田の深秘』については、図書案内の「論文」を参照。
また、論文集の原克昭氏『
中世日本紀論考−註釈の思想史
』に「宝剱の所在をめぐって−〈熱田源太夫説話〉−」「宝剱の行方をめぐって−〈新羅沙門道行譚〉−」という『熱田の深秘』に関する論文も。
熱田神話研究所
斎部広成撰『
古語拾遺
』岩波文庫 二〇〇四年
「特別企画『先代旧事本紀』巻第五 天孫本紀」『
歴史読本2008年11号
』p192〜215 新人物往来社 二〇〇八年
拙稿「
「天孫本紀」読解事始め
」 二〇一一年
『熱田の深秘』の〈構造〉
伊勢からの需要
伊藤聡氏「第六天魔王説話の成立−特に『中臣祓訓解』の所説を中心として」『日本文学』44-7 一九九五年など
拙稿「
〈第六天魔王譚〉〜かまくらクライシス(2)〜
」 二〇一〇年
『
解脱上人愚迷発心集
』岩波文庫 一九三四年
無住一円『
沙石集 上巻
』岩波文庫 一九四三年
榎村寛之氏「
斎王まつりによせて〜別れのお櫛のこと〜 第58話
」『
斎宮千話一話
』 二〇一五年
つけたり
景山春樹「高宮信仰と多賀大社」『
神体山
』学生社 二〇〇一年新装版
『
敏満寺の謎を解く−伝承する彫像と城塞・石仏群
』サンライズ出版 二〇〇三年
荒俣宏氏『
風水先生−地相占術の驚異
』集英社文庫 一九九四年
古い神社(延喜式内社)の場所や祭神の考証については『
式内社調査報告
』皇學館大学出版部のような大著の研究がある。
教理編、成立の背景
西山克氏『
聖地の想像力−参詣曼荼羅を読む
』法蔵館 一九九八年
藤巻一保氏『
第六天魔王信長−織田信長と異形の守護神
』学研M文庫 二〇〇一年
名古屋市教育委員会『
尾張元興寺跡 第7次発掘調査報告書
文化財調査報告53 埋蔵文化財調査報告書40』 二〇〇二年
「雷の好意で授けてもらった強力の子の話 上巻第三」など『
日本霊異記
』平凡社ライブラリー 二〇〇〇年
『熱田の深秘』の成立過程
成立時期
斎宮歴史博物館 図録『
後醍醐−最後の斎王とその父−
』二〇一一年
滋賀県立近代美術館 図録『
石山寺縁起絵巻の全貌〜重要文化財七巻一挙大公開〜
』二〇一二年
図書案内
子供むけの古事記・日本神話の現代語訳
松谷みよ子『
日本の神話
』のら書店 二〇〇一年新装版
古事記にとらわれず風土記などの、いつ話を大胆に取り入れた現代の神話。
福永武彦『
古事記物語
』岩波少年文庫岩波書店 二〇〇〇年新版
古事記の上中下巻を、ほぼ完訳(続柄や墓所などは割愛)子供むけのアトラス。
橋本治氏『
古事記
』21世紀版・少年少女古典文学館 講談社 二〇〇九年
古事記の上巻(神武天皇以前の神々の物語)にしぼって、神様の名前も説明。
大岡信氏『
おとぎ草子
』岩波少年文庫 二〇〇六年新版
神話ではないが中世に書かれた、不思議な物語群。昔ばなしの原典にも。
拙稿『
〈中世日本紀〉の輪郭 '24
』二〇二四年
新書
子供むけに書かれた〈中世日本紀〉の入門書は、現在ないのかもしれません。大人向けですが比較的、読みやすい新書をあげておきます。
新刊で入手困難な書籍も多いが、古書で送料込みで新刊なみの価格なら入手しておいてもいいのかも?
斎藤英喜氏『
読み替えられた日本神話
』講談社現代新書 二〇〇六年
末木文美士氏『
中世の神と仏
』山川出版社 日本史リブレット 二〇〇三年
伊藤聡氏『
神道とは何か−神と仏の日本史
』中公新書 二〇一二年
山本ひろ子氏『
中世神話
』岩波新書 一九九八年
斎藤英喜氏『
アマテラス−最高神の知られざる秘史
』学研新書 二〇一一年
黒田日出男氏『
龍の棲む日本
』岩波新書 二〇〇三年
論文集
新刊の倍以上の値段の古書もあるが、県立図書館などでリクエストすると所蔵している協力している図書館から取り寄せてくれたりするので、そういうサービスを利用することも。
伊藤聡氏『
中世天照大神信仰の研究
』法藏館 二〇一一年
書店の在庫や、別の通販サービスには在庫があったりするので、探してみるのも。
原克昭氏『
中世日本紀論考−註釈の思想史
』法藏館 二〇一二年
山本ひろ子氏『
変成譜−中世神仏習合の世界
』講談社学術文庫 二〇一八年
田中貴子氏『
外法と愛法の中世
』平凡社ライブラリー 二〇〇六年
小川豊生氏『
中世日本の神話・文字・身体
』森話社 二〇一四年
松本郁代氏『
中世王権と即位潅頂−聖教のなかの歴史叙述
』森話社 二〇〇五年
論文
雑誌に掲載された論文は、図書館の複写サービスでコピーを取り寄せることができます。書籍の場合はリクエストで持っている図書館から取り寄せてもらえることも。
阿部泰郎氏「熱田宮の縁起−『とはずがたり』の縁起語りから」『解釈と鑑賞』第63巻12号 一九九八年
伊藤正義「熱田の深秘−中世日本紀私注」『人文研究』第31巻9号 一九八〇年
伊藤正義「続・熱田の深秘−資料『神祇官』」『人文研究』第34巻4号 一九八二年
伊藤正義「中世日本紀の輪郭−太平記における卜部兼員説をめぐって−」『文学』第40巻10号 一九七二年
阿部泰郎氏「日本紀と説話」『
説話の場−唱導・注釈
説話の講座3』勉誠社 一九九三年
用語解説
こみいった説明が必要でインターネットに、くわしく書かれているものを必要最低限にとどめました。
11頁
360日:太陰暦と太陽暦の違いについては『
二十四節気のえほん
』などを参照。
朝熊神社
宇爾櫻神社
「櫻宮あるいは櫻社と呼ばれた」
16頁
『
平家物語
』
20頁
名古屋甚句
23頁
密厳浄土
五智
27頁
遍知院