2007年11月25日

追記

 オス:メス比については、年によってオスが多くなる年、メスが多くなる年がある。温度などの条件が、オスのより好む条件、メスのより好む条件があるように思われる。
 ミジンコのいるくみ置きの水より、水道水を直接使った方が孵化する数が多い。ミジンコのニオイのようなものが孵化の因子になっているのかもしれない。『ミジンコはすごい!』にミジンコのニオイのようなもので他のミジンコの生育に影響があることが指摘されている。
 水槽を野外において生育させた場合、オスメスとも入れたが、いつかオスのみになっていた。水槽なのでバケツに比べ水温が高温になる可能性がある。ホウネンエビ自体、あまり高温に強くなく比較的オスの方が高温に強い可能性がある。光りについても孵化、生育に関係があるという言及もあるので注意したい。

『地域思想史のレビュー』より