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要するに慈円の道理とは、政治的次元からいえば、九条家の政治路線−−客観的にみて最も弾力性をもち賢明(狡猾)であったようにみえる柔軟な路線−−の理論化にほかならなかった。
『愚管抄』を思想書として読むとき、その思想は九条家の現実的な政治路線と重なる。 王法と仏法。公家と武家。そんなタームでくくってゆくと、、、
投稿者: かがっち 日時: 2007年06月22日 19:45 | パーマリンク | 地域思想史