« 即位灌頂 | メイン | 慈円の霊夢 »

即位灌頂

すべてが史実とはいえないまでも、かなりの信憑性を伴って摂関家(主として二条家)伝来の即位法(印明(いんみょう)伝授)の存在が浮かび上がる。それは、天皇が大極殿の高御座に着御するに際し、摂籙(せつろく)の臣が「一印一明」を授ける作法であった。

『変成譜』p293
『即位灌頂印明由来之事』という資料に即位法の縁起(由来)が書かれているという。