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信長とヴァルナ

信長に官位を授けることによって、彼を天皇ヒエラルキーの枠内に取り込み、政治的王権と、観念としての宗教的・霊的王権の二極支配構造を維持するという、伝統的な手法がそれである。

 藤巻一保氏『第六天魔王信長 織田信長と異形の守護神』学研M文庫 p30

 ミトラ・ヴァルナという中世的政治体制。
 信長自身、天皇の呪術王的性格に注目し自らも呪術王になろうとしたのではないだろうかという。