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積読2冊

稲田智宏氏『三種の神器』学研新書
「神璽」が出てくるのに「第六天魔王譚」が出てこない。パラパラ見たかぎり、、、
 だから、神璽を勾玉と決定する過程が重要な気がして、『記紀』をあつかっていても、それは近代の比定に過ぎない。神武創業という神話から「三種の神器」を見通すことに意味があるのか?
中沢新一氏『古代から来た未来人 折口信夫』ちくまプリマー新書
 NHKの『知るを楽しむ』の新書化。あとがきがいい。

たとえば、どういう歌手のどういう歌が、
人類の心をふるわせる「芸能の精神」に触(ふ)れているもので、
どういう歌はそこからはずれてしまっていて、
ただ芸能を装(よそお)っているだけの「アート」にすぎないものなのか

なんか難しい問題だぞ、、、