と
いよいよ、最後の章です。
少し慣用的な部分が多いかもしれませんが、これまでの理解を利用できる合成字をみてゆきましょう。
をみてゆきましょう。
上半分は
(カーン)ですね。下は
(ma)の少し崩れた文字に見えますか? 一画目が二度かかれています。
ここまで理解できれば大丈夫です。
実は
(カーン)と
(m)
(a3)
(m5)「ma3m5」を合体させて出来た梵字です。
「ha3m5+ma3m5」、「カーンマーン」俗に「流れカンマン」と呼びます。(長母音の表記については必ずしも一定のものはありません)
「ma3m5」の
(a3)
が脱落しているのが判りますか? 誤表記です。
はどうでしょう?
(h)
(h)
(u3)
(m5)
ですね。つまり「hhu3m5」、「ウーン」と読みます。
は不動明王、
は愛染明王の種子として使われます。
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