の分割
ここまで、だいたい理解できているでしょうか?
摩多点画と体文の切継半体の組み合わせで梵字は出来ており、その組み合わせを理解することでローマ字表記を作ることができます。
についてみてゆきます。
(h)
(r)
(i3)
(h5)
これがそのまま書き順で「hri3h5」慣用的に「キリーク」と読みます。漢字表記は「紇(糸乞)哩似」で、三文字で1つの梵字を示します。
(「i3」や「h5」の数字の意味は凡例参照)
は
(ra)の上に梵字を継ぐときの切継半体。
は
(i3)の摩多点画。
は
(ah5)の摩多点画です
このように多くの切継で出来た梵字のことを合成字と呼びます。
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