mojikyo_font_101874の分割

ここまで、だいたい理解できているでしょうか?
摩多点画(またてんかく)体文(たいもん)切継半体(きりつぎはんたい)の組み合わせで梵字は出来ており、その組み合わせを理解することでローマ字表記を作ることができます。

mojikyo_font_101874についてみてゆきます。
mojikyo_font_101847(h) mojikyo_font_101824(r) mojikyo_font_101615(i3) mojikyo_font_101673(h5)
これがそのまま書き順で「hri3h5」慣用的に「キリーク」と読みます。漢字表記は「紇(糸乞)哩似」で、三文字で1つの梵字を示します。
(「i3」や「h5」の数字の意味は凡例参照)
mojikyo_font_101824mojikyo_font_102485(ra)の上に梵字を継ぐときの切継半体。mojikyo_font_101615mojikyo_font_101904(i3)の摩多点画。mojikyo_font_101673mojikyo_font_101912(ah5)の摩多点画です
このように多くの切継で出来た梵字のことを合成字(ごうじょうじ)と呼びます。
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