2004年05月20日
考古学的有用性??
ホウネンエビの特徴。それは豊年の歳の田植えの季節に顕れる。
つまり、気候的因子と乾湿の切り替えられる水田の存在。
ただし、日本にホウネンエビがいるとすればという条件つきなのかもしれない。ホウネンエビ以外に有用な昆虫化石はいっぱいいるだろう。
しかも、ホウネンエビは化石にならないし……(こういう時、昆虫遺骸と呼ばないと語弊が生じるのかもしれないけど、大丈夫だよね)
有用性があるとすれば、それは卵。
もし、卵が考古学的な遺跡から発見されたとすれば、日本版『ジュラシックパーク』! ! ホウネンエビが産まれるのかもしれない。
ただ、遺跡からホウネンエビの卵が発見されればの話だけどね。
間違い発見!!
ホウネンエビは昆虫ではないのでどう転んでも昆虫化石にも昆虫遺骸にもなれないです。
『地域思想史のレビュー』p151より