« 元彼論 | メイン | 悪党の風貌 »
『太平記』において、
後半において、怨霊(巻二十二、大森彦七事)、宝剣(巻二十五、自伊勢上宝剣事)、天狗勢揃(巻三十、尊氏兄弟和睦附天狗勢揃事)というような神秘主義的構想ないし技巧が強く現われざるをえなかった、、、それはもはや「不思議」の技巧への堕落以外の何ものでもない。
『王法と仏法』p141 『太平記』の神秘主義的記事への附箋。
投稿者: かがっち 日時: 2007年07月08日 17:49 | パーマリンク | 顕密文学(仮)