即位灌頂とは
即位灌頂とは、摂関家から即位予定の天皇に印明が伝授され、即位儀礼の当日、天皇が高御座 で伝授された印を結び、明を唱える行為のことである。そして儀礼前、天皇に印と明の内容を伝授したのが、二条摂関家である。この行為を印明伝授という。
『中世王権と即位灌頂』p11
「印」は手で〈聖なるモノ〉のイデアを象徴する行為。「明」は声で〈聖なるモノ〉を表現する行為。
摂関家が「二条家」に特定されるのが、「即位灌頂」の時代性を表出する。
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即位灌頂とは、摂関家から即位予定の天皇に印明が伝授され、即位儀礼の当日、天皇が高御座 で伝授された印を結び、明を唱える行為のことである。そして儀礼前、天皇に印と明の内容を伝授したのが、二条摂関家である。この行為を印明伝授という。
『中世王権と即位灌頂』p11
「印」は手で〈聖なるモノ〉のイデアを象徴する行為。「明」は声で〈聖なるモノ〉を表現する行為。
摂関家が「二条家」に特定されるのが、「即位灌頂」の時代性を表出する。