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一方、天照大神には、大日如来を本地仏とする説と観音を変化身とする説が中世までに成立していた。
『変成譜』p315
『鼻帰書』には、内宮を愛染明王、外宮を不動明王とする説がみえる。それには「一仏二明王」(大日如来と不動・愛染)の習いも関係していようが、次のような「日ノ愛染・月ノ不動」説も見逃せない。
『変成譜』p373 注20 天照大神や伊勢神宮に対する神仏習合による本地仏の比定。 さまざまな教義や解釈によってさまざまな説があったのかもしれない。
投稿者: かがっち 日時: 2007年10月14日 20:43 | パーマリンク | 地域思想史