読書記録2007年2
今年、これまでに十数冊の本を読んできた。
十数冊とぼかすのは、去年からの年またぎの読みかけの本が何冊かあったからだ。
今年最初に読んだ本は、
(3)小沢昭一氏『日本の放浪芸 オリジナル版』岩波現代文庫である。
放浪芸とは家々をまわる門付けなどを行う芸能。
自分の話術や特技を生かして、それをお金に換えていく商売である。
それに関連して、
(1)関山和夫氏『庶民芸能と仏教』大蔵出版
も、興味深いであろう。
放浪芸よりも少し広く、仏教色の濃い庶民芸能の話である。