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鬼神

先に見た弁財天、白山神、そして牛頭天王   信長は、なぜこのようなおどろおどろしい神ばかりを重視したのか。p88
しかも、これまで信長と関わりがあるだろうと私が推定してきた弁財天・白山権現・牛頭天王・天満自在天・愛宕、そして荼枳尼には、互いにきわめてよく通じ合う鬼神としての属性が備わっており、こうしたことは、一般に、それを奉じる人の内部に、それらの神々が深く食い込み、その人なりのヒエラルキーに沿って内部整理がなされていなければ、起こりえないことなのである。p160

『第六天魔王信長』
 弁財天は滋賀・竹生島のこと。日本の神々には御霊・怨霊的な性格がつきまとうものが多い。
 しかし、津島の牛頭天王、白山の白山権現を持つ東海という地域も、その地域自体に鬼神とのゆかりがあるのかもしれない。