日本史の中のホモ
しかし、ホモによる俳優とパトロンの結びつきは、今にはじまったことではない。わが日本芸能史サン然として輝く、世阿弥元清−藤若と、これを寵愛したパトロン、将軍足利義満の名をあげれば、なにもいまさらトヤカクいうに当たらない。p334
「古川柳には“親鸞はおもて空海はうら”(略)などあって、男色のはじまりは弘法大師であるようにいうが、それは俗説にしかすぎない。」(略)かくて「平安時代の山岳仏教の寺院」にこの風がp347蔓延 したことは、数多く当時の文献に見え、
『私は河原乞食・考』
日本史の中ではホモセクシャルは、比較的寛容に存在する。それは性において抱くのは男で抱かれる対象は自由であったというような言及を橋本治氏の著作で読んだような気がする。書名忘れた、、、