2004年07月11日
ヤブシタギンギャウ
岡崎の平賀源内展以来、本草学づいてる。『カブトエビのすべて』によると、「尾張藩の吉田高憲(1805-55)が彼の『蟲譜』に」(中略)「ヤブシタギンギャウ(ホウネンエビのこと)やミズマイ(カイエビのこと)などを記している」とあり、どうも『蟲譜』というタイトルからすると本草学系の図鑑のようなものに思えるし、、、(たぶん、ミズマイは「水舞い」。ヤブシタギンギャウは「薮下銀魚??(野伏田金魚?)」葦原を泳ぐ金魚のようなイメーヂなのだろうか?)
岩瀬文庫にも本草学の本が多いそうで、本草学の本には、けっこう転写関係があることが指摘されているらしいので、ホウネンエビがどのくらいの知名度があったのか興味深いよね。
江戸時代のホウネンエビ売りの話は極端に有名な話なんだけど、誰のなんという本にでてるのかについてはまったく不案内だし。。。
『地域思想史のレビュー』p154より