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エロ小説

 彼は私の肩に手をまわした。
 私は、それを振りほどこうとした。
 その瞬間、私の唇は彼にふさがれ、私は一瞬、意識を失いそうになる。
「オレが明日、存在することだって確かな事じゃない。オマエだっておんなじ。明日はわからないはずだろ」
 彼は私の瞳を見つめ続けた。
「だから、いいだろ?」
 彼に唇を奪われた時から、もう彼には逆らえなかった。
 私は彼に身を任せた。

 結局、彼が果てるまで、私は天井を見ていた。
 時々、意識が遠のき宙に浮くように感じた。