団地のタナトス
稲沢団地(長束)の断末魔。
朽ちはてる寸前まで、美しい建物群。
文化財的な緊急調査はおこなわれたのだろうか?
これを見れただけでも、収穫は大きい。
中高記念館
郷土の文化財展
「創建国分寺が廃絶した。」
もう何が言いたいのか理解できない。
「廃絶」は「すたれ絶える」の意味のハズだから、そこにどんな言葉を修飾しても、ゆるぎないんだと思う。
言いたいのは、尾張願興寺に尾張国分寺が永続的に移転したとするなら、金山周辺に「「こくぶ」のような地名」などの国分寺の存在を示す痕跡が大きく残ってもいいはずではないだろうか?
稲沢・矢合に国分禅寺が存在するのではなく、金山周辺の寺院に、その許可が下りるはずなのでは? という疑問。
史書の記事からの推定は、すこし行き過ぎなところがあったとしてもおこなわれてしかるべきだろう。しかし、地域的な状況証拠のようなモノと相反をきたしていて、その相反に明確な反論がないのは、「その推定」が不完全なモノと言わざるをえないような心持ちになる。
中高記念館
郷土の文化財展
平成19・20年度発掘調査出土品などの展示
091031~1103 午前9時~午後4時