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「いわゆる立川流」的な

学生時代。
研究室にチベットの双身の仏画飾ってて、異性の先輩がたまたま、居たんで、
「○○さん、この仏画の意味って判ります?」
「えっ! 仏画に意味なんてあるの?」
「ああ、特にこの仏画には意味があるんですよ」
「へーぇ、そうなんや。で、どんな意味なん?」
「ぐふふふ、いや、てか、言葉では説明しずらいんですよ。陰陽の不二というか、日月の一如というか、どうです、今晩。じっくり、教えてあげましょうか?」
「えーー! なんで今晩なん? 今、知りたい」
「えーー! そんなに知りたいんですか?」
「うん。知りたい」
わーー! これはいける。と、思った瞬間に、
「あの、○○さん、あんた、騙されてますよ」
同級生(一浪? なので年上)の声。
「明らかに、男女の交わりの絵でしょ。カマトトぶるのもタイガイにしといて下さいよ」
まさに、言いたい放題である。先輩は、まじまじと、その仏画を見て、
「ほんとだ! 女の人が男に噛みつこうとしてる」

いや、実話ではなくて、ただのネタだから。今晩、試してみたら。

ちなみに、研究室にもう一枚、広目天(by東大寺戒壇院)と、自宅の本棚にクーヤンを飾ってたという設定。あれみたいだな。
同級生は奈々見沙織を忘れてるって言いそう。