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考古

 なんか、パルメット紋のこと考えてて、そしたら、ニュースでドバイのパーム状の住宅地が映って「ああ、オレって現在という時代を生きてるんだな」と、意味のない感覚に襲われて、でも、ああ、パルメット紋というのも、遠くペルシアからやってくる『白瑠璃の碗』的な文物なんだな、と、改めて思う。
 あれ? まてよ、継体天皇の出自が由緒正しいのではなくて、フィクサーの方の出自が、(差別的だが、、、)引け目があるのかもしれない。つまり、彼には胡国の血が流れていたのかもしれないと。。。
 そこで注目される神話は、雄略と葛城の一言主との対話であろう。「葛城」という空間は、「尾張」を象徴しているようでならない。政権交代の「構造」が、あの神話の構造そのもののように思える。
 名前の交換は、両者の闘争を意味する。ヲウスがタケル(日本武尊)となり、クナがヤマト(邪馬台)となるように、大和がヒノモトとなる。イナザワは、なぜヘイワにならないのか? 理解できない。「対等」というのは、いにしえより、そういうモノだと思う。
 話がそれた。つまり、大和が日本になるのは、秘匿された「闘争」の痕跡に思えてならない。
 なんか、枕長くない? まあ「かまくらクライシス」の次のテーマだから、、、

『銅鐸』(橿原考古学研究所附属博物館)
『小栗鉄次郎-戦火から国宝を守った男-』(名古屋市博物館)
『おかざきの考古学』(岡崎美術博物館)
 もう「考古学」という、くくりはあまり好きではない。土の中から出てきたモノに対して考古学が正しく帰属できているのか? 疑問だからだ。
 僕の立ち位置から言ったら、文献学(国文学・文献史学)から言ったら「考古学」で、「考古学」から言ったら「文献学」的アプローチなんだろう。まあ、「地域思想史」なんだけど、、、

 そうそう、思い出した。事業仕分け。若手の研究者に予算が出ている云々。
 いいよ別に! 研究に集中したいから予算をもらうのは、でも、「なんたら研究員」って、肩書きがつくんだろ? だったら、「生活保護」と言われても甘んぢなければ、、、オレが無職だったら、ただの「ニート」だぜ? なにがお前と違うんだ? フラスコやロートが与えられるのが違いなら、お前らの方が下だよな! その金まで、実費なんだぜ!
 言い方は悪いが、国から金もらった時点で「国家のイヌ」なんだよ。その覚悟がお前にはあるのか? 国家に左右されない「市民」という立ち位置から物事を考えてみる。まあ、一度、その幸福を味わったら、抜け出せなくなる至福なんだけどさ。その幸せを知らない不幸モノ。なんか哀れで、切ないね。
「あっくん」に対して「ガンバレ」と言うのは「野に下れ!」と言うのと一緒。君には、その覚悟があるのかな?
 あっ!!! 展示の評価になってない!