« 非高塚系古墳 | メイン | σ値がないのはナゼか? »

「リボソームの正体に迫る」

「ノーベル賞受賞! リボソームの正体に迫る」『サイエンスZERO』
http://www.nhk.or.jp/zero/contents/dsp285.html
 もう10年も前になるのか、、、『パラサイト・イブ』という映画をテレビで見て「おお! 分子生物学やりたい!」と思ってしまった。そのまま分子生物学やってたら『生物と無生物のあいだ』はネットで無料配信されてたかもしれない。(ありえない、タラレバだな、、、)
 そう考えると、独習の習慣というのは学校、出てから身についた習慣と言うことになる。図書館行って、やたらに文献をコピーするのは、やってたけど、それをあまり読んでなかった。ほんと資料を、なんとか操れるようになったのは最近のこと?(まだ操作の仕方が甘いのかも、、、)のような気がする。まあ、こんなところで謝罪するより、少しでも学術的に有用なモノを、1つでも多く出していくことが「あの時はスミマセンでした」「元気でやっています」という証なのかな? と、何でセンチメンタル。
 リボソームは細胞内にあるタンパク質を作るところ、タンパク質がDNAから転写されたRNAの情報によって作られるのは、ある程度の人が知っていることだろう。
 そのRNAを使ってリボソームがタンパク質をつくるシステムが見つかって、それがノーベル賞をとったという話。
 リボソームの細やかな格好も分かってきたから、その構造からカギになる部分をふさいでやれば、タンパク質を作らない(つまり細菌が毒を出すようなシステムを作らせない)こともできるようになるという。
 いや、ちょっと待てよ、天然物から単離された化合物なら他の部分でどのような働きをするのかも分かるかもしれないが、これからの新薬の構造って、逆に、人類未知な部分が多くはならないか? 例えば環境ホルモン的であったり、幻覚作用であったり、、、
 まあ、サリドマイドに代表されるように、人類の大きな代償の存在があって、化学的な発展というのはあるわけで、、、
 、、、やっぱ、文系はいいナ。