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何題だか判らん

大阪歴史博物館
常設展
 なんか、とんでもないことを知らなくて、難波宮が大坂城の南にあるの知らなかった。まあ、地理感がなければ、どこに何があるって知ってても、それは頭だけの知識だからといい訳にならないいい訳をしておこう。
 そうか法円坂遺跡。継体以前になるのか? 興味深い遺跡だよね。大阪のもう少し北になるのか? 彼の人の名前を冠した港がある。あっ、案外、大草香って案外その人のことかもしれない。なんか『記紀』のなかで代を間違えて記してあるような記事があるでしょなんか、そんな感じ。いやいや、遺跡は総柱建物群。港に付随する倉庫なのだろうか? 卑弥呼から倭の五王までって、どっちかって言ったら対外的に日本を位置づけようとしていて、継体位になって、やっと中央集権とか、ダイナミックな広域流通のようなライフラインを整えていないか? そう見たときに、継体一行が難波の港に降り立ったときに受けたであろう衝撃? そのインパクトを1番、意識的に認識していたのが彼の人なんだよね。たぶん。うわっ地下だけでこんなに書いちまったよ。
 ようは、近つ飛鳥や狹山池のアンチテーゼと考えると判りやすいでしょ。そうか、そう考えると、あの2人の対決は根が深い。
 大坂城からか? 備前の万富東大寺瓦窯の瓦が見つかっている。やっぱ、大阪から入ってくるんだね。いや、対岸に讃岐院がいるなと思ったら、なかなか、あそこを通しにくいなと考えてしまって、、、まだ、東大寺再建の頃って、そこまで怨霊として認知されてなかったのかな?
 あと、秀吉像でも豊国明神ではない、人間の秀吉像もあるんだね。しらなんだ。徳川側があえてつくらせたのか?

大阪歴史博物館
聖地チベット
ポタラ宮と天空の至宝
 もう、常設展だけでおなかいっぱい感があるが、本題はこっちである。
 そうそう、双身の尊像の名前が出てこなくて「チャクラー」だ。10年以上前になるか? 岡崎の美博にチベット展が来て、あまりの尊像の多さ、「ターラ」や「マハーカーラ」のような、独特の尊名に圧倒されたのからすると、セカンドインプレッションだからか、期待しすぎたか、小さくまとまってる感がいなめない。
 ああ『悪党的思考』に出てくる「ダーキニー」にあえた。大日を転法輪印で示すのなんか、やっぱ智拳印は説法印系なのか? と思わせるよね。

橿原考古学研究所附属博物館
速報展
『再発掘 桜井茶臼山古墳の成果』
 破片だとは聞いてたけど、本当に破片だよね。でも、その破片がレーザーの実測図の上にピタッと乗るところを見ると、それはそれで、壮観。
 やっぱ、鏡の名前は『辞典』が欲しくなるよね。大阪の常設展に『図解』がおいてあって、手にとってパラパラめくると、やっぱ欲しくなる。千円しないで買えるのもあるらしいし、たぶん時期が来れば再版もあるんだろうな。

大阪歴史博物館
聖地チベット
ポタラ宮と天空の至宝
100123〜0331

橿原考古学研究所附属博物館
速報展
『再発掘 桜井茶臼山古墳の成果』
100113~0131

重箱のスミ
『聖地チベット』 アートアンドパート ガイドプログラム附
*どうも、ここ何回か、音声ガイドを頼みそこねそうになる。
*カンギュルの説明だけでテンギュルの説明がない。2種類あって、、、って片方、分かんないのはつらい。ってキャプション読めばいいのか。
*展示内容の説明もイコノグラフィーにまで言及していて細やか。補足説明も、あまり余分な感じがしない。