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2題

安城市歴史博物館
発掘された日本列島2009
 そうか、弥生時代なら「河内潟」か、、、古墳時代の後期になって、あの辺が「クサカ」になるのか?
 なんていうか、トラディショナルというか絶大な権力に、すでに、ほころびが現れ始めていて、その場へ彼らは降り立つ。すでに知っていたのか? 河内での画策の中でか? オオヤマトに、もっと諸元的な権力の源泉があることに気付く。河内で安閑が生まれ河内の豪族の中で養育され、宣化は彼らがオオヤマトにたどり着いた時に生まれ、畝傍山麓の豪族に養育される。欽明もオオヤマトの生まれなんだろう。
 全然話がそれた。時代順の展示とは別にテーマ展があって、今回は「平城京大極殿」。復元大極殿の小屋組の図面がない。別に後ろめたいことがないんだから出せばいいのに、、、
 年次を重ねて、そのすごさがわかる遺跡の展示がこれからのポイントだね。大型開発に伴う遺跡は減る一方だから、計画的・学術的に年次をまたいで調査される遺跡の情報発信や再発見などは、今後『発掘された日本列島』の柱になるテーマだろう。尾張国分寺も史跡指定の過程で『発掘された日本列島』で取り上げられるのだろう。だから学術論文で注目された遺跡なんかでもいいんだよね。
 よく「当たり年と、そうぢゃない年があるからね、、、」と言われる展示だが、興行的に安定するような展示上の工夫が、、、って、もうなされてるのか?

JR名古屋高島屋
小杉小二郎・森田りえ子 二人展
『日曜美術館』で森田りえ子氏の作品を知って見に行く。何号ぐらいだ? 比較的、小さめの絵が飾られていて、その下に作者のエッセイが一編づつ。時間の都合で読まなかったんだけど、ちょっと長い。でも、ああゆう画廊の作品をつぶさに見てゆくことが、作家をディスカバーしたり、新たな潮流をつかむには必要なのかもしれない。

安城市歴史博物館
特別展
発掘された日本列島2009
100116~0228

JR名古屋高島屋
小杉小二郎・森田りえ子 二人展
100203~0209