無茶ブリぢゃないか?
荻須記念美術館
文化財特別公開 萬徳寺の絵画
愛染明王(密)、釈迦十六善神(顕)、両部曼荼羅(密)、三月経曼荼羅(顕)、『覚禅鈔』(密)と顕密の取り合わせが、いい感じ。
なんていうの、マンダラって、結局、1+2とか、1+4というヒエラルキーで、16とか10というのは「群像」的な、まとまりとして捉えなくてはいけなくて、まあ、それはそれでマンダラな訳で「仏像QS」的なとっかかりって、やっぱ、ハードル高いのかな? まあ、言い方悪いが蒙昧のカオスというのも、学術的な興味も感じてしまうのだが、それってフェアーなのか? と感じてしまう。
ところで、文化財講演会の講師って無茶ブリぢゃねえ? 演題見て「こりゃあ講師、自前だよね」と勝手に思ってしまった。
尾張国分寺と川って、そうとうハードルが高い。
東畑廃寺なら、篠岡から河川交通で瓦を運んでて、下津高戸あたりが流通拠点だろうなとか、見当がつくが(と言っても、相当な独善な訳だが、、、)三宅川の川港って遺跡としてつかめていない。
木曽川が氾濫して国分寺がどうとか、という、史料で、どこまで何が言えるんだろう。
案外、講師はその道の大家で僕の知らないだけなのかな?