« 【EotY】2012年第4四半ベスト3(1) | メイン | 3題(3) »

2題(2)

徳川美術館
日本の神様大集合 徳川美術館へ初詣
 東照大権現(徳川家康)、八幡大菩薩、伊勢、熱田、春日大社、菅原道真、柿本人麻呂、七福神、名古屋の祭礼、三番叟に代表される能の神様、雅楽と大項目を追うとこんな感じ。
 常設展の能のセクションにお正月ということもあって「慈童」の能面(個人的には童子面特有の色気というか、こちらを奮いたたせるような何かが感じられなくて少し残念)も展示されており、映画『大奥』とのコラボ企画で蒔絵の調度類の展示もあり、当然ながら茶道具もあり、内容も盛りだくさん。
 確かに神体とされる八幡大菩薩の画幅が展示されているのだが、こういうモノは神体とは考えたくない。
 そもそも神体は記紀神話で語られる貴人の身の回り品に、その人の人格が宿ると考えるモノ。いわゆる三種の神器だが、三種の神器には近代の国家神道での脚色が色濃く残る。
 もう1つの神体が「天上から神が降りてくる時の目印」山であったり(神体山)、白木の柱(御柱)であったり、神木も、この類なんだろうけど、よく判らない。(山や森の中で、とくに1本を特別視した形跡はないし選択できないモノを目印にするのも考えにくい)
 神体の本義は、その辺にあって題字や画像、偶像が、どの程度、その機能を担えたか疑問があるし、題字や画像、偶像を本尊として、すえてしまったところで〈神道〉の本義が転倒してしまうのではないかと考える。
 例えば、家の神棚や台所にあるお札は、そこに神様が宿っているのかもしれないが、その神はあくまで氏神や伊勢神宮の、その場にいる神であって、遥拝(ようはい)という「遠くから拝む行為」の補助として、お札が存在しているにすぎないのではないか?(ハイパーリンク理論)
 まあ、こんなこと実証論的に、どうのこうのできる話ではないので、どっちでもいいんだけどね。

松坂屋美術館(矢場町・南館7階)
生誕110周年記念
ウォルト・ディズニー展
 なんかフライヤーに偽りありだな。
 展示は、ほとんど映像展示とパネルによる解説。ところどころにノベルティーのようなグッズが展示されているがキャプションも少なく、時代もバラバラなモノが詰められている風に見える。
 時間を十二分(じゅうにぶん)にとって、キャプションや映像を、しっかりと読みこまないと、よくわからないまま。

徳川美術館
企画展示
日本の神様大集合 徳川美術館へ初詣
2013.0104〜0203

松坂屋美術館(矢場町・南館7階)
生誕110周年記念
ウォルト・ディズニー展
2012.1215〜2013.0120