31 国鎮寺〜過去の名残


 法花寺町・法華寺には半丈六(146.4cm)の薬師如来が残されています。
 法華寺は昔、谷椿寺と呼ばれていたようで、この「こくちん」は国鎮(国を鎮める)に通じることと、地名から国分尼寺の推定地とされています。
 薬師如来も国を鎮める性格の強い仏像で、国分尼寺の後身のお寺の本尊としては似つかわしい仏像のように思われます。

30 末法の時代
  31 国鎮寺
  32 現在から未来へ
  33 大きさ比べ
  34 阿弥陀三尊像
  35 仏様の顔

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歴史に対する私観ですので正確なところは学術書でご確認ください。
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