34 阿弥陀三尊像
これら平安時代末から鎌倉時代はじめにつくられた半丈六の仏像は京都・平等院の阿弥陀如来を作った仏師、定朝のスタイルを受けついだとされ、定朝様と呼ばれています。
また、阿弥陀如来は観音菩薩、勢至菩薩の二菩薩を従えることにより三体でワンセットの三尊仏というカタチをとることができます。
稲沢市には三尊仏の脇侍ではないかと思われる観音菩薩像、勢至菩薩像などの菩薩像も残され、想像をふくらませてくれます。
(観音菩薩や勢至菩薩に対する人々の思いも忘れてはいけません)
30 末法の時代
31 国鎮寺
32 現在から未来へ
33 大きさ比べ
34 阿弥陀三尊像
35 仏様の顔
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歴史に対する私観ですので正確なところは学術書でご確認ください。
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