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天岩戸

天照大神が天岩戸に籠もり、世間が暗闇になった時の話。

宝誌和尚は日月の恩徳は三世(さんぜ)の諸仏に勝るという詩頌を唱えると、天照大神が岩戸から出て日月の光があまねくゆきわたる。

真福寺蔵『日本紀三輪流(にほんぎみわりゅう)
『〈未来記〉を読む』p67

宝誌和尚は顔が割れ中から観音の姿が現れる木像で有名。『野馬台詩』の作者とされる。
「諸仏に勝る」というカタチで諸仏。そして、当然、天照大神。

『日本紀三輪流』については、『中世日本紀集 真福寺善本叢刊7』参照。

投稿者 ほおづき : 2007年02月25日 22:36