〈病理〉の〈心的現象〉
まあ、この前までは〈病理〉が享受するであろう媒体の分析をやってたんだけど、逆に〈病理〉の〈心的現象〉って、興味ない? おおよそ、このような〈心的現象〉が考えられるのではないか?
(1)懐疑
(2)妄想・重圧
(3)躁鬱
(4)憎悪
およそ、このような〈心的現象〉が考えられて、ほぼ、この推移でいくのではないだろうか? つまり、現在〈憎悪〉の〈心的現象〉が現れているとしても、そこにたどり着くまでには〈病理〉の心の旅というのが想定される。
また(1)~(3)までは(4)に比して比較的、短い時間で推移するように思われる。(4)は非常に長い。はたして、4~5年というオーダーで解決するのだろうか? 10年~20年、あるいは一生涯、〈憎悪〉の念を抱いてゆくのかもしれない。これは、一部の〈犯罪被害者〉の加害者に対する〈憎悪〉の抱き方と似ている。まあ、よく考えれば構造的に相似な訳だわな。
まあ、現代のようにデータがネット社会の中であふれているのかで、未必の故意としても、故意に〈病理〉を生み出そうとすれば、それは加害者に対する〈憎悪〉を得るためにした行為としか考えられない。と思う。つまり、アイドル歌手が、何らかの〈洗脳〉で〈病理〉的な状態を導いて、好意を得ようとしても、それは、ほとんど必ず逆の意思として結実すると考えられる。
すでに〈妄想・重圧〉期でも、その治癒・改善には相当の努力が要するわけで、〈懐疑〉段階で、いかに早く発見し治療・改善するかが〈病理〉に対する社会的取り組みとして、必要なことだと思われる。