継体大王の時代
展示というよりシンポがメインだったな。
なんていうの、継体の即位前記って、ある意味、草香の即位盟約というか、まあ、家系はそのままとれるんだけど、雄略の報復が恐くて、継体を養育できないの。
それで、たぶん、尾張に連れてきてて、そのまま、史実にしたら、みっともないから、近江とコシを味方につけるために作られた神話な気がする。
だから「勝者の歴史」って言うけど、何が勝者なのか? って気もする。
そう考えてくと、尾張低地部の稲作の余剰生産、それを〈富〉に変換する須恵器生産のような交易〈資産〉それがあるのは、畿内を置くと尾張だけなのか?
尾張3代、100年の野望が時の利を得て実現するのかな?
そう考えた時に、欽明以後の脆弱さは〈古墳を必要としない社会構造〉の萌芽にも思えてくるよね。
蘇我と尾張か、、、聖徳太子という原理主義者もいるが、乙巳の変以後、多治比嶋以後、天武朝を待たないといけわいのかな?
近つ飛鳥博物館
春季特別展
継体大王の時代
百舌鳥・古市古墳群の終焉と新時代の幕開け
20100424~0627
シンポジウム
継体大王の時代-新時代の幕開け-
歴史学からみた継体大王 塚口義信氏
継体大王と近江・コシ(越) 中司照世氏
継体大王と東海 赤塚次郎氏
継体大王と摂津三島、今城塚古墳 森田克行氏
20100613(日) 午前10時~午後4時20分