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4題

名古屋市見晴台考古資料館(笠寺)
見晴台遺跡 市民発掘の歩み
 NPOというか、市民参加のありかた、それに伴った文化財にまつわるマネーフローの変化というのは、なんか肌身で感じていて足を運ぶ。
 だからブツが見たいんじゃないんだよ。(と、言いつつブツ目当ての方が楽しめる)
 なんていうの『月の輪』があって市民運動としての遺跡保存。市民発掘は、それを、なんらかのカタチで承けていて、行政が遺跡保存に本腰をいれるのは、いわゆる「原因者負担」と呼ばれる記録保存の歴史と、僕はとらえていて(そこまで、解ってりゃ別に展示で見る必要もないのか?)
 その中で興味があるのは、例えば市民の側からカリスマは生まれなかったのだろうか? という不思議な疑問。カリスマはカルトを引きつけ、カルトは動きはじめる。これをエラーだと思うのは行政の傲慢ではないのか? 逆に、このようなことが比較的システマティックに制御できるのであれば、これからの市民参加の貴重な資源になるだろう。と、思ったの。

名古屋市博物館
ポンペイ展
世界遺産 古代ローマ文明の奇跡
 そうか! 大ローマの後にポンペイ展が待っていたのか。あのフレスコ画群が展示できるようになってローマのイメーヂって大きく変わる。なんか、これまでって、大理石と金貨のイメーヂがつよい。
 ローマの奥深さが判る展示。

名古屋市博物館 はくぶつかん講座
自然環境で解く古墳のナゾ
 夏休みの自由研究の導入になる講座だそうな。
 僕だったら「神曲「MOON」の音楽倫理的解釈の研究」をオススメしたい。まあ、カウンタに直接アクセスするのは禁止である(当たり前に〈一般人〉だからね。学術的な探求と言えども、つつしむべき所、大きく発言すべきでない所はある)まあ、浜崎氏の歌詞をこねまわすのは自由だから、、、まあ、芸能界に興味のある(演者などの活躍をしたい人)には、致命傷になるかもしれないし、、、まあ、某氏は「不愉快」に思われるかもしれないが。
 いや、それは自分で結論を出せる訳だから「音楽倫理上の問題はなかった」という結論も出せるわけだし「そんなこと考える事も不謹慎」というしめだしと、どちらが科学的か? だから、音楽倫理は、もう僕の問題ではなく音楽享受者全員の問題なのだ。まあ、某氏がなんていうか、なのかもしれないけど。
 いったい、なんの話を聞きにいったんだ?

松坂屋美術館(矢場町・南館7階)
没後10年記念 三岸節子展
こころの旅路〜満開の桜のもとに
 やっぱ『美の巨人たち』の影響は大きいよね。
 節子・好太郎の話は以前にみて知っている。
 でも、まだ、隠された逸話があるんだろうな。

名古屋市見晴台考古資料館(笠寺)
企画展
見晴台遺跡 市民発掘の歩み
20100623~0926

名古屋市博物館
特別展
ポンペイ展
世界遺産 古代ローマ文明の奇跡
20100624~0829

名古屋市博物館 はくぶつかん講座
各回、午後2時~
自然環境で解く古墳のナゾ
20100724(土)

松坂屋美術館(矢場町・南館7階)
没後10年記念 三岸節子展
こころの旅路~満開の桜のもとに
20100707~0801

重箱のスミ
『ポンペイ展』 A&D 作品リスト附
*展示と音楽の融合。プロモートと内容の充実。モノが主で、どう見せるかは従のハズ。