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2題

おかざき世界子ども美術博物館(地域文化広場内)
~古代の人びとの造形~
古墳(こふん)とはにわ展
岡崎市外山3号古墳の出土はにわを大公開!
 思いがけず、良品に出くわす。岡崎市外山3号古墳は内部施設が縦穴系横口式石室らしい。赤くて堅い焼き物の埴輪。なんて説明したらいいんだろう? ギリギリまで高温で焼成して酸化状態を保っているような焼き具合。陶質の埴輪というと、春日井みたいに還元性の青灰色を呈しちゃうのが嫌で、断夫山、熱田・白鳥と苦心して、やっと、熱田・白鳥で赤黒い到達点にいくみたいな雰囲気に思っていたら、もっと違う現場では、容易に酸化・還元の窯内雰囲気をあつかっていたことを思わせる。
 まあ、外山3号の埴輪を、土師窯で、より高温で焼いたのか? 須恵窯で酸化性雰囲気で焼いたのか? 両論があげられそうだが、って、もう、黒斑・無黒斑という議論ではないもんな、、、

松坂屋美術館(矢場町・南館7階)
帰ってきた江戸絵画
ニューオーリンズ ギッターコレクション展
 若冲、琳派、白隠、花鳥画、山水、風俗画、美人図、文人画と、そのバラエティーがすごい。音声ガイドのリストがなくて、なんで、そんなところケチるんだ? 出品リストも乱丁気味。(確かに、この方が使いやすいのか、、、)
 僕の中で、1番の見出は那智参詣曼荼羅。金銀の日月、黄土の大地、、、

おかざき世界子ども美術博物館(地域文化広場内)
~古代の人びとの造形~
古墳(こふん)とはにわ展
岡崎市外山3号古墳の出土はにわを大公開!
20100717~0912

松坂屋美術館(矢場町・南館7階)
帰ってきた江戸絵画
ニューオーリンズ ギッターコレクション展
20100911~1017

重箱のスミ
20100911
『ギッター・コレクション展』 カセットミュージアム ガイドリストなし
*受付にガイドリストが1枚だけ。ガイドリストはないのが当たり前的な受け答えで、全品目録があちらにあります、という対応。1枚あれば現場でコピーは、いくらでもできるハズで、主催者サイドも「外注だから」という疎外意識は捨てて鑑賞者のニーズを1番に考えるべきなのでは?
*音声ガイド自体は、作者の概説と作品の鑑賞が、それぞれ独立していてコンパクトにまとめられていて、聞きやすかった。しかし、ガイドリストがないのと、その対応の悪さがメンタルに響いていたな。(って、まだ言うのか)