テトラポット
名古屋開府400年記念関連の特別展(いわゆるミュージアムトライアングル)プラス1。
名古屋市博物館
変革のとき 桃山
展示は3部構成。天下人の空間、南蛮文化、工芸。それぞれ独立で1回の展覧会になりそうなくらいで、ボリュームが濃い。「桃山」というネーミングが前面に押し出されているが内容を見ると、まさに桃山。桃山と言われてもピンとこない人は、是非とも展覧会を見て、その入り口にだけでもふれて欲しい。逆に、アレがスゴいコレがスゴいと言ってしまうとネタバレになりそう。
常設展で木曽川関連とCOP10関連の企画。余力があれば、その展示だけでも見ておきたい。
名古屋ボストン美術館(金山)
錦絵の黄金時代-清長、歌麿、写楽
これだけ開府400年とは別立て。江戸文化なのでテトラにするといいのに。浮世絵というものが江戸庶民の楽しみであると言うことが展示品からそのまま立ち現れてくる。清長、歌麿、写楽、その周辺と言うような構成。美人図、役者絵が中心になるのか?
名古屋城天守閣
武家と玄関 虎の美術
入って早速、若冲の模写した虎図の原本(ややこしい言い方)が出迎えてくれる。原本が現存していたことにも驚くが、若冲の写生能力の高さにも、あらためて驚かされる。もう、それと金刀比羅の白虎見れただけで、満腹感がある。
徳川美術館
尾張徳川家の名宝-里帰りの名品を含めて-
『西行物語絵巻』って、ここにあったんだ! とやたらに無知なところに感動してしまった。常設展示のスペースも特別展に対応して展示されているので、音声ガイドを借りて、じっくり全体を眺めてみることをオススメしたい。常設展示がナゼあのような仕掛けになっているのかが、あらためて理解できる。
名古屋市博物館
常設展フリールーム
木曽と中山道
20100907~1128
名古屋開府400年記念 特別展
変革のとき 桃山
20100925~1107
名古屋ボストン美術館(金山)
浮世絵名品展第2弾 ボストン美術館所蔵
錦絵の黄金時代
-清長、歌麿、写楽(4F・5F)
20101009~20110130
名古屋城天守閣
特別展
武家と玄関 虎の美術
20100925~1107
徳川美術館
名古屋開府400年 徳川美術館・蓬左文庫開館75周年記念 秋季特別展
尾張徳川家の名宝-里帰りの名品を含めて-
101002~1107
『変革のとき 桃山』 カセットミュージアム 音声ガイド解説作品一覧なし
*解説作品一覧が、なぜ必要かといえば、記憶を整理するのに便利だからだ。目録に○を付けていけば別に事足りるのだが、それは利用者がすべきことか?ただ初日だったから間に合わなかっただけなのかな?
*展示品の説明から時代背景がきれいに立ち現れていた。
*列品の細説に見るべきがある。調書もそうだけど、見てわかるもの、説明しないとわからないものがあって、もう、それは場数だよね。
『錦絵の黄金時代』名古屋国際芸術文化交流財団 展示作品リストがガイドリスト
*巡回展の中で名古屋だけ別プログラム。
『尾張徳川家の名宝』カセットミュージアム 音声ガイド解説作品一覧附 約30分
*1点1点の解説がコンパクトで小気味いい。