4題
結局、傀儡政権の容認か、首長と議会の権力の二重構造か、という2つの選択肢しかないのか? それでも「選んだのは市民でしょ!」と言われるのが真実の意味での民主主義なのだろうか? いいかげん、市民が立ち上がるべきなのでは? とツイッターに書くとリストのタイムラインが荒れるんだよね。書くにしても、あと、1言2言か?
何て言うの、結局、僕は文化族だから文化事業の推進(そのためには産業の安定とか経済的な前提が必要なんだけど)という事に、どのようなマニフェストが提示されるのか? というのが注目なのだが、そんなこと誰も争点にしてくれない。まあモンスターシチズンの戯言なのだが、、、
碧南市藤井達吉現代美術館
千家十職×みんぱく展
-茶の湯のものづくりと世界のわざ-
みんぱく(国立民族学博物館)の収蔵品の写し物というか、造形にインスパイアされてお茶道具を作ったらという展示。
新作の茶道具とみんぱくの収蔵品が交互に展示されていて比較対照がすんなりとできる。
お茶をやられる方が結構多く見に来ているようで、「この、しつらえなら、何月の頃」とか結構専門的な会話が聞けて為になる。そして、1人の方が1つの作品にかける時間が半端ない。じっくり見たければ、余裕を持って鑑賞したい。地下の年表なんかでも、ああこの時代はこうで、と10分近く(僕のいた切り取られた10分なのか)ああでもない、こうでもないと議論を深められていた。結局、藤井達吉が何者なのかよく解らない。
碧南市藤井達吉現代美術館
碧南の文化財4
鋳物師・国松十兵衛
小さいつり鐘(半鐘・喚鐘)が3口、火入が1口。あと拓本が何点か、鰐口の拓本があった。
A3の両面の資料なんだけど銘文の翻刻もついたしっかりした解説が付いている。
碧南・大浜の国松家は滋賀の栗東・辻村からの移転してきた者なんだそうな。
まあ近世の鋳物師なので都合が合えば見ておきたい展示。
名古屋市見晴台考古資料館(笠寺)
濃尾平野の遺跡
名古屋市域の低地部の遺跡の総覧。
若葉通遺跡の高杯の真ん中のヤツは器種複合では? 器台と鉢形の坩(こつぼ)の複合と考えてよいのではないか?
一言で濃尾平野の遺跡といっても縄文から近世までバラエティーに富んでいる。「鹿と弥生人」というテーマのコラム展示で一色青海の筒形容器と土製錘飾(土製の舌ではないのか?)が展示されている。それだけでも展覧会におもむく目当てになる。
トヨタテクノミュージアム 産業技術記念館
竹中大工道具館開館25周年記念 巡回展
棟梁~堂宮大工の世界~
産業技術記念館は初めて。紡織機械の数は圧巻。何度かに分けてじっくり1台1台を見てゆきたい。クルマもデザインの歴史ではなくて技術史の立場から、もっとメカニックな内容まで奥が深い。
目にとまるのは解説の人の多さ。公営の博物館が財政的な問題から展示室内の解説者のボランティア化、削減をおこなっていく中で産業技術記念館の特異性を感じさせる。解説者の1人1人がキュレーターというか機械のメンテナンスもできる技術者なのではないか? 公営の博物館にも参考になる所があるのではないだろうか?
本題、棟梁展。部材の型紙というのか? アールを指図する薄い木板が目に付いた。真弧が展示されていて「おさ定規」と呼ばれていた。大っきい、1メートルくらいあるものだったんだけど「西岡」と署名してあるの図録には「西岡常一使用」とされている。なんか感動した。
碧南市藤井達吉現代美術館
千家十職×みんぱく展
-茶の湯のものづくりと世界のわざ-
20101016~1205
碧南市藤井達吉現代美術館
碧南の文化財4
鋳物師・国松十兵衛
20101030~20110130
名古屋市見晴台考古資料館(笠寺)
特別展
濃尾平野の遺跡
20101027~20110123
トヨタテクノミュージアム 産業技術記念館
竹中大工道具館開館25周年記念 巡回展
棟梁~堂宮大工の世界~
20101120~1228