2題
岡崎市美術博物館(中央総合公園内)
スウィンギン・ロンドン50'S-60'S
50'S-60'Sのポップ・カルチャーの展示。
誤解を恐れずに言えば「古道具」の展示である。しかし、もう50年が経過しているのか? この辺りが文化財と認識されるのも、遠い先の話ではない。
逆に「古道具」と認識してしまうことが、50'S-60'Sに何の造詣もないことの象徴なのかもしれないし、地デジ化や液晶の発達、Apple躍進という、ファッションの洗練なのかもしれないし、ポスト近代の視座に立とうとする発展史観の拒絶なのかもしれない。
と、古道具を見てきただけでは考えないような思考回路が刺激されることから言えば、50'S-60'Sの、それは、すでに古道具の域を超えているのではないだろうか?
『69』に対する憧憬が強すぎるのかな?
豊橋市美術博物館
常設展示 第3期
展示自体は終わってしまっているので備忘録。
内田古窯は不思議な遺跡だ。いわゆる黒斑系の埴輪を焼いた遺跡らしい。
土師器窯業が、この程度の窯構造を必要とするようになったのか? 須恵器生産の影響で窯を選択し火力の調節の知見に乏しく、結果的に黒斑系埴輪を焼くことになったのか? 疑問が疑問を呼ぶ。
岡崎の外山3号古墳みたいに、真っ赤な無黒斑埴輪というのもあるし三河の特徴というか、三河部での技術伝播、蓄積を考えないといけないのか?
豊橋市美術博物館
常設展示 第3期
20101113~20110206
20110104~0206(郷土玩具)
岡崎市美術博物館(中央総合公園内)
企画展
スウィンギン・ロンドン
50'S-60'S
-ビートルズたちが輝いていた時代-
20110129~0321