飛鳥3題
*奈良県立万葉文化館と橿原考古学研究所附属博物館、飛鳥資料館の3館連携で割引きあり。
橿原考古学研究所附属博物館
仏教伝来
飛鳥寺から頭塔くらいまでの時代の仏教考古学というか、出土品を中心にした展示。
やはり瓦と「土専」仏が中心になるのか? 金属製品のピンセットなんかも集めていた。
現代との連続性から袈裟や香の現代のモノを展示している。
飛鳥資料館(奈良文化財研究所)
飛鳥遺珍−のこされた至宝たち−
東京国立博物館の法隆寺の金銅仏が2点来ている。
他の2館と比べると規模の上で見劣りするので、飛鳥資料館を1番に訪れたい。
どこのどれがレプリカで、どれがどっちの展示だったのもよく解らなくなるくらい、3館に通った展示なので、3館連携という見方で十分満足できる。
金銅仏もいいのだが、漆関連の1階の展示も興味深い。容器に蓄えられるのが、産地からの輸送なのか、使用の便を考えての小分けなのか? も気になる。
奈良県立万葉文化館
大飛鳥展
日本画展示室(右の広い方の部屋)を十分に使った飛鳥の仏教美術を中心にした展示。
飛鳥時代の金銅仏も有名どころが広く集められている、小牧・正眼寺、大阪・野中寺など。あとは飛鳥から都が移動した後の飛鳥に残った寺院の仏像や仏画群。なかなか日の目を見ないテーマだけに興味深い。平安仏や中世〜江戸時代の仏像・仏画。
企画展示室の日本画の展示も幽玄な感じ「蒲生野」が好き。
橿原考古学研究所附属博物館
秋季特別展
仏教伝来
2011.1001~1120
飛鳥資料館(奈良文化財研究所)
秋期特別展
飛鳥遺珍−のこされた至宝たち−
2011.1014〜1127
奈良県立万葉文化館
特別展 大飛鳥展
2011.1001~1113