暮らしの中の民具~竹細工
一宮市博物館
暮らしの中の民具~竹細工
この時期の民具に関する教育展示の一環と考えたらヤケドします!
竹細工の編み方、考古学的な出土例から縄文、弥生、古墳早期、中世の遺物をひろく集めている、近世は文字資料も含めて一宮市瀬部の事例を説明。
もちろん、民俗学的な伝統工芸や民藝としての竹細工を作り方、地域による形式、用途、材質の違いを展示。
豊田の木製品と双璧をなす竹細工の見本市。
おしむらくは性海寺の華籠だな。図録に参考資料程度でいいから紹介して欲しかった。
http://www.city.inazawa.aichi.jp/ka_annai/syougai/bunkazai/data/050.html
図録も充実していて、ありがたい。
図録は「くらしの道具」編も必見。農家の間取りは民俗学的な調査から、類型ができているのだが、これの概説書で、なかなかいいのが見つからないが、それにぴったりの本。
まあ、毎年の蓄積から、このような優れた展示が生まれるのだろうが、せっかく見るのであれば、一宮市博物館はオススメ。
一宮市博物館
企画展
暮らしの中の民具~竹細工
2012.0107~0226