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碧南をほっつき歩く

碧南市藤井達吉現代美術館
遙かなる衣ヶ浦のみなと
-海運と産業の歴史-
 衣浦港というのか? 碧南・高浜・知多半田の周辺の港を衣浦港と呼ぶらしい。その歴史に関する展示。
 歴史的には衣ヶ浦(ころもがうら)と呼ぶらしい。
 海上交通に関する基礎知識、弁天船や海図などから、流通させる産物。
 近代以降の衣ヶ浦の発展と地形の改変など。
 2階が、この企画展示で、1階が藤井達吉の愛知県美術館所蔵になる『梅百題』を何回かに分けて展示している。この季節に丁度いい展示。
 地下が落雁の木型の展示。慶事・仏事の引き物に以前は木型でかたどられた落雁を出すことが多かった。
 と言っても、20年ほど前に形式的に形になった袋に砂糖が入ったモノを見たのが最後なのかな?
 落雁の木型が使われたのは、その以前の話。
 民藝というか芸術品的な側面からも展示がねられている。

清沢満之記念館
http://www.manshi.com/
 たまたま、現代美術館を出たところで看板を見つけて立ち寄る。
 清沢満之は近代の真宗の中興の祖的な存在であるのは知っていたが、碧南の西方寺との関係は無知識だった。
 清沢満之は名古屋の生まれで、西方寺の清沢家に養子に入った人、終焉の地が碧南になる。
 記念館は清沢満之の蔵書・著作の文庫的な側面が強い。西方寺の書院で清沢満之が生活していたようで、お願いすると案内までしてくれる。

碧南海浜水族館 
 僕の博物館体験の原点であるにもかかわらず、久しく来てなかったのが、この水族館。
 なんか感覚的に車で行ったところには電車では行けないような感覚があるんだよね。
 こぢんまりとした水族館と科学館がセットになった施設。冬場なので、みんなじっとしていた。

碧南市ものづくりセンター
瓦の型 展
 近現代の桟瓦を作るための型の展示。
 巴瓦(軒先瓦の丸の部分)の型が何種類か展示されてるのが見どころかな?
 藤文は上下逆だった。

 あと、碧南で行ってみたい、行っておきたいところは、
へきなんたんトピア
http://www.chuden.co.jp/hekinan-pr/
 かな? 少し駅からは遠いのかな?

碧南市藤井達吉現代美術館
歴史系企画展
遙かなる衣ヶ浦のみなと-海運と産業の歴史-
2012.0124~0304

碧南市藤井達吉現代美術館
碧南の古文書6
文書でみる近代の碧南
2012.0204~0422

清沢満之記念館
http://www.manshi.com/

碧南海浜水族館

碧南市ものづくりセンター
瓦の型 展
2011.1206〜2012.0229