2題
名古屋市博物館
テーマ10
法然上人絵伝
常設展示内の1コーナーに「伊藤家本 法然上人絵伝」を展示。
江戸の中頃の作品だが保存状態がよく高僧伝絵の入門には最適。解説もパネルで各場面の説明をしており法然のあらかたの生涯が頭に入っていれば、なお楽しめる。
当麻寺本系の四十八巻伝の絵の部分を抜き書きしたのでは? と考えられている。
名古屋市博物館
フリールーム
常滑の近代陶芸家 井上楊南
常設展示内フリールーム。
常滑焼というと朱泥の急須というイメーヂの礎を作った人なのかな?
作品は多彩で、茶道で使う茶碗などの茶道具から急須まで。
個人的には唐草肉彫花瓶がオススメ。
PARAMITA museum パラミタミュージアム
小田朝繁(おだともしげ) 油彩仏像画展
−慈悲とゆすらぎへの誘い−
無料のギャラリーの展示だが仏像好きにはオススメ。
奈良を中心に古寺の古仏に取材した作品群。
あと2日なので時間のある方は、どうぞ。
PARAMITA museum パラミタミュージアム
開館10周年記念 特別企画
真宗高田派本山専修寺
開山聖人750回遠忌報恩大法会記念展
2階のロビーまで駆使したガッツリした展示。
展示のストーリーに関係なく2つに大別してしまえば、仏像や絵巻などの仏教宝物編と茶道具になるのではないだろうか?
期間が3分割されていて、けっこうガッツリしたものが展示替えになってるので注目したい。
あと、注目は最近発見された知多の大御堂寺の快慶作阿弥陀如来が特別出陳されている。まあ、個人的には修理銘とされている年代頃の作なのでは? と考えているが、ここで快慶・非快慶を論じるより実際を見てもらって、各人の判断に任せたい所。
茶道具で注目は利休作とされる茶杓が1本、「圓猷上人御筆茶人伝来書」という掛け軸に「古田織部」の名前が見える。利休七哲の享受史と言ったところか。
個人的に注目したいのは津市の上宮寺の曾我蕭作の小野妹子・迹見赤檮図。上宮寺という聖徳太子伝説の寺に即した人選もさることながら、とにかくセクシーな曾我蕭白の作品。
名古屋市博物館
フリールーム
常滑の近代陶芸家 井上楊南
テーマ10
法然上人絵伝
2012.0313~0422
PARAMITA museum パラミタミュージアム
パラミタミュージアム開館10周年記念 特別企画
真宗高田派本山専修寺
開山聖人750回遠忌報恩大法会記念展
2012.0304~0318(1期)
2012.0320~0401(2期)
2012.0403~0416(3期)
古稀記念
小田朝繁(おだともしげ) 油彩仏像画展
−慈悲とゆすらぎへの誘い−
2012.0317〜0328