12 井長谷・一色遺跡群の時代
稲沢市域では、およそ2500年前から弥生時代が始まったと考えています。(今後の調査によっても前後するのでしょうが…)
稲沢市の西方、片原一色・井堀と平和町の須ヶ谷のあたり(仮に明治時代の地名をとって井長谷・一色地区と呼んでみます)には、いくつかの弥生時代の遺跡があります。
この地では、野口・北出遺跡に最初に人が住み始めていたようです。
およそ2100年前になると一色青海遺跡を中心にしてムラができあがります。
井長谷・一色遺跡群では跡ノ口遺跡を最後に弥生時代の人々の動きが見えなくなります。
あるいは、跡ノ口遺跡の時期くらいに再整備しはじめられた一宮市・萩原遺跡群に井長谷・一色遺跡群の人々は移り住んだのではないか? という意見もあります。
みなさんは、どう考えますか?
また、井長谷・一色遺跡群以外にも、大塚遺跡、清水遺跡など稲沢市の人々の生活の場が爆発的に増えるのも弥生時代以降のことです。
10 稲作の始まり
11 稲沢市最初の人々
12 弥生時代
13 土器の図
14 古墳時代
15 大塚古墳
16 古墳時代の土器
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歴史に対する私観ですので正確なところは学術書でご確認ください。
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