16 古墳時代の土器
古墳時代の前期、この地域では、S字状口縁台付甕(S字ガメと略されます)と呼ばれる特徴のある土器が使われます。
S字甕は時期によってカタチが少しづつ違うので、遺跡の時期を決めるものさしとして使われることがあります。
古墳時代も後期になると朝鮮半島から須恵器(すえき)と呼ばれる焼き物の技術が伝わります。
須恵器では焼いた窯(かま)の調査が進んでいて窯の名前をものさしとします。
とくに蓋杯(ふたつき)と呼ばれるカタチの土器は数も多く発見されますし、時期の違いもカタチや技術などからよくわかります。
10 稲作の始まり
11 稲沢市最初の人々
12 弥生時代
13 土器の図
14 古墳時代
15 大塚古墳
16 古墳時代の土器
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歴史に対する私観ですので正確なところは学術書でご確認ください。
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