42 東円興寺、西円光寺
中世の尾張国分寺については必ずしもはっきりしません。
奈良県・西大寺の末寺になっていたことや、禅宗の鎌倉・円覚寺、一宮市・妙興寺が国分寺の土地を所有していたこともあるようです。
(もっとも稲沢の土地を京都・醍醐寺が多く所有していたことも注目すべきでしょう)
明治時代になると地理的に近く由緒の比較的はっきりした円興寺が国分寺を名のるようになります。
また、矢合には「えんこうじ」というお寺がもう一つあります。
現在でも萩で有名な円光寺です。ちなみに昔、矢合は萩園といいました。
40 中世
41 元寇と稲沢
42 東円興寺
43 萬徳寺の宝物
44 下津北山遺跡
45 祐禅と禅海
46 国府宮神社
47 『名所図会』を読む
48 中世は武士の時代?
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歴史に対する私観ですので正確なところは学術書でご確認ください。
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