45 コラム 祐禅と禅海


 長野・萬徳寺の『覚禅鈔』を書写した禅海(ぜんかい)。
 禅海は若い頃、実成となのって祐禅(ゆうぜん)というお師匠さんのもと甚目寺町の阿弥陀寺というお寺で勉強していたようです。
 甚目寺町・阿弥陀寺は現在の東名阪自動車道の甚目寺北ICのあたりにあったとされます。
 祐禅や禅海のように尾張に住み当時、最先端の学問を修めていた人々は多く、現在まで名前の残っている人も少なくありません。

40 中世
  41 元寇と稲沢
  42 東円興寺
  43 萬徳寺の宝物
  44 下津北山遺跡
  45 祐禅と禅海
  46 国府宮神社
  47 『名所図会』を読む
  48 中世は武士の時代?

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歴史に対する私観ですので正確なところは学術書でご確認ください。
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