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2007年11月29日

読書記録2007年4

(7)橋爪大三郎氏『はじめての構造主義』講談社現代新書
 構造主義に関する入門書。
 親族の構造。交差いとこと呼ばれるいとこのみ結婚が許される理由とは?
 神話の構造。神話は構造解析されることによって新たな物語を生み出す。
 数学的思考や単純化した図示による理解。
 さて、この本の次っていったい何なんだ???
 この辺からブログの読書記録が残っているので、書名のみまたは、完結に。
(8)斉藤英喜氏『読み替えられた日本神話』講談社現代新書
 古代から現代まで、神話は書かれたものであるのと同時に、その書かれたものを理解する行為にほかならない。
 神話はどのように読み込まれ理解され表現され直されたのか。
 近世〜現代までには脱帽。でも『もののけ姫』は、、、

 つぎは『天上の虹』から、、、

オパピ練習帳

 来た! なんか降りてきたぞ!
 久しぶりに、この手の手応えのあるのが降りてきたの。

 でも、そんなの関係ねえ、そんなの関係ねえ

 だよ。

読書記録2007年3

(2)山川均氏『石造物が語る中世職能集団』日本史リブレット29
 重源、叡尊、忍性の時代。南都には伊行末(伊氏の「行」という名の末っ子の六男という意味に解した)という石工がいたという。
 現在見る宝篋印塔の原型を求める旅。
 箱根山の宝篋印塔に永仁4年の持円房祐禅(裕禅とも)という僧の名前が書かれているという。備忘録。
(4)小沢昭一氏・大倉徹也氏『小沢昭一的 流行歌・昭和のこころ』新潮文庫
 美空ひばり、藤山一郎のところだけ読む。CDが欲しいんだけどどれが良いのか???
(5)永六輔氏『南無阿弥陀仏』ハルキ文庫
 あとがきの戦争に関する記事、ハモニカ、犬のタローは秀逸。人の思い出に良い、悪いもないものだが、戦争を知らない人間には貴重な記録。

2007年11月27日

読書記録2007年2

 今年、これまでに十数冊の本を読んできた。
 十数冊とぼかすのは、去年からの年またぎの読みかけの本が何冊かあったからだ。

 今年最初に読んだ本は、
(3)小沢昭一氏『日本の放浪芸 オリジナル版』岩波現代文庫である。
 放浪芸とは家々をまわる門付けなどを行う芸能。
 自分の話術や特技を生かして、それをお金に換えていく商売である。
 それに関連して、
(1)関山和夫氏『庶民芸能と仏教』大蔵出版
 も、興味深いであろう。
 放浪芸よりも少し広く、仏教色の濃い庶民芸能の話である。

読書記録2007年1

 今年から読書記録を付けてみた。
 システム手帳の週間カレンダーに、
・今読んでいる本
・購入した書籍
・読みたい書籍
 を書き加え、週末の行動を記録したものである。
 今から、それを見ながらうろ覚えなことをまとめてゆく。

情報に人格は宿る

 媒体として紡ぎ出される情報。
 情報が他者に享受される瞬間、その情報に人格が宿る。

 媒体を生み出す人格は一旦無視される。
 それは情報は他者に受け取られてはじめて活用されるからである。

サヨナラ2007年

 あと1月ほどで2007年も終了です。
 ということで、これからしばらく、今年をふり返る企画!

・読書記録2007
・購入書籍摘出
・博物館鑑賞記
・その他(映画等)

 の予定。(こう書くとなんだかんだで書けなくなる傾向が・・・)

冬の月

夕闇に こうこうと照る 冬の月
雲隠る 冬の月見て ドライブす

きっず

尾張法華寺論 〜範囲確認にむけて〜
尾張国々分寺の中世的展開
市域出土土器綜編年I 〜弥生時代〜

(それぞれ5ヶ年計画)

2007年11月22日

唱門師

室町時代では、陰陽師は陰陽寮に属する官人だけではなく、唱門師といわれるような下級の陰陽師も存在した。彼等は庶民のために占いや病気平癒の修法を行ったといわれている。

『『渓嵐拾葉集』の世界』p217
 唱門師に関する言及。

魔界回向

「怖魔」巻の冒頭には、解脱房貞慶作の「魔界回向事」なる一文が引用されており、ここにはいかに魔界の輩からの誘惑にうち勝つかが記されている。

『『渓嵐拾葉集』の世界』p205
 謡曲「第六天」と関わりそうな話題。備忘録。

正誤

『『渓嵐拾葉集』の世界』p201
誤:(3)『夢想記』……
正:(3)『真福寺善本叢刊 中世日本紀集』(臨川書店、二〇〇〇年)

誤:(7)笹本正治氏……
正:(7)『神道大系 真言神道』下巻(神道大系編纂会、一九九二年)

 単なる編集ミス。

三種の神器

『渓嵐拾葉集』、

この巻四に、三種の神器をめぐる不可思議な秘説が存在する。いずれも三種の神器を蘇悉地、金剛界、胎蔵界に当てはめるといったような極めて仏教的な文言である

『『渓嵐拾葉集』の世界』p181
 金胎不二を象徴する蘇悉地が挿入される所に台密的な色彩を感じる。

木崎、一円(人名)

木崎の一円長老云はく。(巻八十七、七八四頁)

『『渓嵐拾葉集』の世界』p167
 木崎(きがさき)は名古屋市矢田・木賀崎の事であろうとされる。
 一円は無住のこと。
 つまり、木崎長母寺の無住いわくということでいように思うのだが、、、近世の説に引っ張られているのか?
(あれ? 文脈の取り方がおかしいのカナ?)
 一円は臨済禅の聖一弁円の弟子の名であるという。
 臨済禅という回路を通して無住と光宗の「具体的な交流」があったということか。。。

或人物語云

『渓嵐拾葉集』にはしばしば「物語」る人が不明の場合がある。不明とは「或人物語云」などと記される場合を指すが、こうして「物語」った人の素性をぼかすのは実際に語った人がわからないというのではなく、浮遊する伝承を談義の「場」に取り込むための一方法に過ぎない。

『『渓嵐拾葉集』の世界』p150
「或人物語云」という位相。
 巷説のような「浮遊する伝承」をアカデミックな「場」へ引き入れる手法。

2007年11月18日

金華山

冬空の 虹。たもとには 金華山

2007年11月16日

俳句

ストーブの 灯油はこんで 冬の星

俳句

赤い空 青い山の端 暮れ易し

2007年11月13日

俳句

冬の風 雲、切れ間から 蒼い空
なんとなく 冬の夜風が いい感じ

2007年11月04日

タクシー

名鉄森上駅から役場まで、
710円。

備忘録。

2007年11月03日

談義所

談義所とは関東だけでなく肥後国などにも作られた、僧を対象とする教育機関である。もっとも古い談義所の例は、建治二年(一二七六)の信濃国津金寺談所であるという。ただし、談義所は必ずしも天台宗に限るものではなく、真宗でもこの名を用いる寺院はあった。また、関東のすべの天台寺院が談義所というわけではなく、中世の関東寺院は僧正寺、談義所、一般の寺院の三つに大別できるという。僧正寺とは、住持が僧正に任命される慣例があるのでそう称され、談義所よりは格が高いとされるが、僧正寺でも初心者の教育はさかんに行われており、機能上談義所とほとんど区別されない寺も多い。

『『渓嵐拾葉集』の世界』p87 注番号略
「談義所」とは、寺院の格式の高さの一つのランクであるとするというような一文。

一つの談義所の人員構成は、能化は原則として一人、所化は四〜五十人であったという。

『『渓嵐拾葉集』の世界』p93
 談義所では教師を「能化」、学僧を「所化」と呼んだそうである。
「談義や行、聖教の書写」を行って学習をしたという。

畿内から関東へ

畿内から関東へのルートには、有名な柏原談義所がある。また、内閣文庫本A「多聞天口決」巻の奥書には、「濃州不破郡菩提寺」の名が見え、近江国から美濃国を通過して関東へ向かう道筋があったことをうかがわせる。

『『渓嵐拾葉集』の世界』p86
 畿内から関東へ、東山道ルートなのだろうか?
 人や物だけでなく、聖教の転写関係、情報の流通の有様がかいま見える一文。

「近世編纂本」と「転写本」

近世編纂本転写本

『『渓嵐拾葉集』の世界』p60・p73

『渓嵐拾葉集』の「近世編纂本」と「転写本」の概念図。

西教寺正教蔵

伊藤正義氏「文献調査とその資料性   西教寺・正教蔵をめぐって」『国文学研究   資料と情報』国文学研究資料館講演集14 1992年

神道および和歌

この章は、神道および和歌などが混在する。学者は謹んでえらぶべきではない。

『渓嵐拾葉集』吉祥院南渓蔵本(第一冊識語) 『『渓嵐拾葉集』の世界』p58

『渓嵐拾葉集』のなかで、神道と和歌が混在しているという。
 和歌の始まりは神代のことであるというのが中世の世界観としてある。
 神道もまた神代から始まる。
 神道と和歌。共通する部分はいかなるものか?

『渓嵐拾葉集』の種別

真如蔵本A・Bを初めとする大部な伝本のすべてが、近世になってから成立したということである。その理由として考えられるのは、近世になってから、各地の寺院に蔵されていた『渓嵐拾葉集』の転写本を収集し、「原型」を復元とようとした運動があったのではないか、ということである。本書ではそれらの大部な本を「近世編纂本」とかりに呼ぶことにする。
『『渓嵐拾葉集』の世界』p52
ここでは便宜上「転写本」と呼んでいるが、それはあくまで現代における形態でであって、成立状況は通常にいう転写本とは異なる。中世に『渓嵐拾葉集』が全巻揃った形態で流布した形跡はないので、全巻から次々と欠落していった残りという意味ではなく、個々が完結した一つの本として流布したものの謂である。
『『渓嵐拾葉集』の世界』p53

『渓嵐拾葉集』には、おおまかに「近世編纂本」と「転写本」があるという。

俳句

寒い朝 空の蒼さが 目にしみる

2007年11月01日

ネタバレ

 そばの原料はそば粉。
 では、幻の麺料理、「むうどん」(「うどん」傍点)の原料は?